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がんと闘いたくない癌闘病記 ブログトップ
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 釣りじゃない、漁だ  2018年11月6日(火) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 先日菊池牧場ののぶちゃんが来た時に、ご飯を食べながらはじめて聞いた話。

「コージさんのことで、すごく印象的だったことがある」と。


 の「まだ子どもたちが小さい頃だったから、お店を開いてまもない頃だったのかなあ。はじめておいもを訪ねて行った時、ぶんちゃんがコージさんとケンカしてたのか、怒っていたんだよね」

 ぶ「ブッ、またあ(笑)。よく言われた。なんか険悪な雰囲気だねとか(笑)」


 の「もー、朝から釣りに行ってー[むかっ(怒り)]と。そうこうしてるうちに、コージさんが帰ってきて、ぶんちゃんと私が自分のこと話してたのを察したのか、コージさんが私に言うんだよね」

 コ「のぶちゃん、釣りに行ってたんじゃないんだよ。オレが行ったのは、漁(りょう)!釣りは趣味のことを言うの。漁はいのちをかけてやっているんだよ」
 

 の「すごい生真面目に言うの(笑)あああ、そうですかって」

 ぶ「えー(笑)、そんなこと言ってたの!?冗談で?ほら、よく冗談言ってたから」

 の「いや、ホント生真面目に言ってておかしくて。きっと私を懐柔しようとしたんだね」
 
 ぶ「知らなかったー、私はその時、そばにいなかったのかな?」

 の「おいもとリサイクルショップの両方をやってたから、ぶんちゃんは忙しく動いていたんじゃないかな。とにかく、真面目な顔で漁!と言うのが、すごく印象に残っている」

 

 ぶ「ふーん、そういえば、こんなことがあったよ。大体ケンカした翌日は、コージさんはプイッとどこかへ出かけるんだけど、お昼頃帰ってきて、ホラとお金を2~3万円よこした」

 ぶ「ケンカの原因はお金のことが多いから。どうしたの!?どこかで悪いことしたのかって。そしたら、山でキノコを採って売ってきたと。キノコ採りもすごい人で、香茸(こうたけ)なんて高いキノコをたくさん採る人だからね。そっちの猟の人でもあるね」

 の「だったら、コンスタントに採ってきたらいいのにねー(笑)」

 ぶ「ほんとだよね(笑)。何がいのちをかけて漁よ。川でヤマメかイワナ釣りでしょ」
 (ヤマメもイワナもすごくおいしい。コージが漁から絵に移って長いこと食べてない)

 
 じゃあ、生活のために山や川に行ってーなんていうと、やりたくないんだよね。

 あっ、死ぬ前にキノコの場所を教えてもらえばよかったー(;^ω^)


         IMG_0997[1].jpg


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 盛りつけが下手?   2018年11月5日(月) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 めったに風邪もひかない鈍感、いや健康がとりえの私だが、ダメなのがある。
 しもやけ。ここで開業してから毎年悩まされてるから、この建物の寒さのせい。

 11月になってすぐ数日前に、急に手にしもやけの兆候が?夜になると痛くて辛くて、あーやらなきゃいけない通信もブログも書けず、せっせと手をさすってた。まいったなあ(^▽^;)、今頃から、トホホ。

 開店以来、毎年悩まされるしもやけが、昨年は何と出なかった。なぜ?もしかして、コージさんの闘病で始めた玄米菜食のせいかもと、先月からまた玄米や野菜ジュースをはじめた。なのに、しもやけちゃんが来た。

 
 先日、菊池牧場ののぶちゃんこと菊池暢子さんが、岩手町から来てくれた。
 うちで販売しているソーセージの注文を、前はコージさんが望岡や岩手町まで取りに行ってくれてたのを、私一人では取りに行くのは大変だからと、忙しい人なのにわざわざ届けに。申し訳ない(;^ω^)。

 お昼ご飯を、いつもの玄米とおかずで簡単なものだけど、どうぞと出した。

     IMG_0961[1].jpg
 切干大根、きんぴら、ひじき、おから、おひたし、揚げびたし、めざし、漬物

 そういえば、去年コージさんに癌が見つかってから、毎日こんな感じだった。
 朝から張り切って、免疫力を高める食事を作ってたが、だんだん「朝からそんなに食べれないよ」と残すようになった。もともと朝は食べない人だったから。
 「食べないとダメだよ」と言えば、「盛りつけが下手。だから食欲が出ない」と。

 はあ、盛りつけのせいか!?そんなこと言われても、一生懸命からだのことを考えて作ってるのに。もう心が折れたー(/_;)。でも、相手は病人。

 時々、えっ?と投げかけられる言葉。「自分の体が苦しくなると、病人は暴言を吐くようになるから覚悟してね」とのぶちゃんから前に聞いていた。

 嫌なことは忘れないのか、急に思い出してこの話をすると、「アーティストだからね。コージさんの本心じゃないから」とのぶちゃん。

 いやいや、彼の本性がそのまま出てきたんだ、と私は思っているんだけど(笑)。


 ま、見た目よりも中味だけど、盛りつけも頑張れということね!

 
        IMG_1186[1].jpg
       昨年10月はじめのコージの朝食
 
 
 
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 今日で半年     2018年9月24日(月) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 今日は9月24日。コージさんが亡くなって、ちょうど半年。月命日です。

 半年もたつと、大分泣かなくなりました。亡くなって2~3ヶ月は毎日のように涙が出るし、何も考えられず、何もやりたくなく、毎日を生きていくだけでいっぱいでした。

 今は、これから一人でやらねばならないこと、お店やカフェのこと、自分は一人でどう生きていくかなどを考えたりで、気持ちがちょっとせわしないくらい。

 でも、今日は2ヶ月前にパートナーを亡くされたお客さまが来店され、まだまだ悲しみ、悔やみ、喪失感でつらそうで、すごくわかるのにかける言葉が見つからず、自分もそうだったと一緒に泣いてしまいました。



 今日は朝の掃除の時に、ボブ・ディランのレコードを久々にかけました。このアルバムは、葬儀の後カフェを4月は休んで、そこでたくさんのお花に囲まれた祭壇と毎日かけていたディラン。

     IMG_2092[1].jpg
 
 久しぶりにかけると、あの時の悲しい情景がワーと甦ってきて、ちょっと切なくなりました。音楽の沁み込み方ってすごいな。



 カフェの奥の本棚の部屋は、小さな祭壇があり、コージさんが作った板壁に彼の作品を飾っています。別名「コージの部屋」(^_^;)。が、来月のフェアトレードの展示会では、いつもそこが試着室になるので、コージが鼻の下伸ばすかもしれないね(笑)。

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 カフェの奥に祭壇なんて、初めてのお客さんはびっくりしますが、もう1周忌まで、ここでお線香あげられるようにしててもいいかな。お店もカフェも床や壁や棚などを作ってくれたから、そばで毎日見守っている感じで。

 お客さんも時々「お線香をあげていいですか?」と気軽に言ってくれて、うれしいです。お線香は皆さんから頂いてたくさんあります!亡くなった人は香りや煙を好むとかで、どうぞ気軽にお参りして下さい。



 先日、花巻の賢治祭に毎年来られる、宮沢賢治一人語りの林洋子さんが来てくれました。今度米寿の記念公演をされるという、88歳で現役の役者です。コージさんは40年ほど前、20代後半で花巻で林洋子さんの公演を主催した縁で知り合い、私たちの東京での結婚パーティーの司会を林洋子さんにやって頂きました。

 林洋子さんの後継者の青年、巌谷陽次郎さんが2年半前に皆で大沢温泉に泊まった時に、コージさんの水汲みの写真を撮ってくれていました。厳冬の2月の手が切れるような冷たい水を汲む姿に感動したと。

   IMG_2603[1].jpg

 背中から見えるセーターは、2008年にネパールでフェアトレードの団体さんで買った手編みのセーター。派手な色柄が大のお気に入りで、手首と裾がボロボロなのに、皆さんと温泉だからと一張羅のつもりで着ていったんだね。

 
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 こおりごおりな人    2018年9月22日(土) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 明日は彼岸の中日。お墓参りですが、明日・明後日は通常通りの営業です。
 日・祝日は10時~17時半。

 コージさんが残した片付けもハンパでないのだが、もう見ただけで気が遠くなる。こんな風に、自分も子どもに大変な片づけを残したくないと、自分のも毎日モノを減らすことに。お店は資料と紙ごみの山、フー(>_<)!

 そしたら10数年前に、ネパリ・バザーロにfaxを送った紙が出てきて、大体送ったら捨てるのも多いんだけど、読んだら、クク、なるほどこれはとっておいたのね。

 ファクス.jpg

 注釈:「タイトル決めて」は、たぶんネパリに講演に招かれた、そのタイトルのこと。
地方で長年頑張っているフェアトレードショップおいものせなかに小売りの奮闘記をと。

 定休日かな、午前中からキノコ採りに行ってきて、午後3時から飲んでいたのか!?
 ひとり遊びなんて、私が夜遊びに行くとこなんてない町だから、本屋だろう。
 
 前の晩にケンカしたら、翌日も口をきかないが、きっと渋々「ねぇ講演のタイトル考えてよ」と言ったら、「ふむ、紙とペン貸して」とさらさらと書いたのを見て笑っちゃったんだ。

   あったかい こうり

   いっぱい売っても 小売り

   もう こうりごおり


 ダジャレや冗談をよく言う人だった。私はしらーとしたが、初めての人は爆笑してた。
 タイトルやキャッチコピーも実に上手かったから、私が詰まるとよく助け舟を出してもらった。それらが聞けなくなったのが、残念だ。



 それが、きのう会えた。彼は死んでから、夢に出て来てほしいのに、出て来なかった。 

 どこか広いところを二人で歩いていて、私が嬉々として話しかける。
 「帰ってきたのね。みんなにお知らせしなくちゃね~。また闘病中です!いや、生き返りました!て言う方がいいかな(笑)」

 彼は何も言わない。そして、海のそばの広い駐車場でとまっていた、運転席と後ろの席に見知らぬ黒っぽい男が乗っている乗用車に1人で乗り込んだ。「え?」

 「ねえ、どこに行くのー?」と何度声をかけても、窓も開けず、返事もしない。
 置いてかれた。そこで、目が覚めた。あ、夢だったんだ…。

 会えたかと思ったら、また行っちゃった。
 やっと出てきたと思ったら、寂しい夢だった。

   もう こおりごおり だわ



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 悪魔のささやき    2018年8月29日(水) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 昨日新潟絵屋の個展から戻りました。はじめのような賑わいはなかったけれど、行ってよかった。新田コージ展は明日30日で終了です。明日は企画者の平井さんが東京から駆けつけてくれます。

 きっと忘れてしまうので、今回印象に残ったエピソードを書きとめておきます。



 「あ、これがお父さんですか?」会場のコージさんの遺影写真を見て、来場の方。

 「また~!(笑)」と絵屋スタッフのTさんが苦笑して、「こちら奥様ですよ」。

 私の化粧と若っぽい格好のせいか、よくコージさんの娘と間違われる。はじめから「妻です」と言うと「若いんですねー」と言われるので、いやいやと年齢を暴露する。

 コージは髭がない方が若く見えるのに、自称画家になってから髭を剃らず、娘を医者に連れていった時は、受付から「お爺さん」と呼ばれて、娘が恥ずかしがっていた。

 そういえば、3月に病院で看護師さんから「どういう関係ですか?」と聞かれて、二人でびっくり。色んな方がいるので、皆さんにこういう聞き方しているんですと看護師は言っていた。
 コージはまたかと「3号・4号・5号です」と言えばよかったねと笑ってた。(注:2号は愛人)

 昨日、長岡から古い友人が来てくれて積もる話をした後、来場のお客さんに気をつかい帰ろうとするのを、「一緒にお昼食べよう」と引き止めて、近くの海老ラーメンの海老寿へ。

  エビラーメン.jpg 海老塩と海老坦々麺

 前回来た時に、ここが美味いのを知って、帰る前にぜひ海老ラーメンを食べたかった。

 コージはラーメンとチャーハンが得意だった。何にもなくても、煮干しだしのシンプルなラーメンとパラリと炒めたチャーハンは天性のもの。ヘタなラーメン屋より美味い。

 私は自分でラーメンを作るのをやめた。食べたい時は、外で美味しいのにしようと。

 
 それから、個展会場にまだいたい気持ちを残して帰路に。秋田経由の特急電車。
 秋田駅で盛岡行きの乗り換えの合間、ぶらっと駅ビルに入り、酒店で足が止まった。

 秋田のお酒のたくさんの品種の陳列がきれい。どれも美味そう。新潟と秋田は米どころだから酒が美味い。コージがいればお土産に買うんだけどな。

 「飛良泉(ひらいずみ)」「高清水」、コージが秋田の美味い酒と言ってた銘柄だ。
 それも秋田限定で超辛口とは、岩手では買えない。うぅ、一本くらい買ってみるか。

 仏前にあげて、私がチビチビ楽しもうかなとルンルンと酒店を出て改札に向かうが‥。

 「1本でいいのか?」「足りるのか?」「後悔しないのか?」
 
 まるで悪魔のささやきだわ。


 今度ほしくても秋田に買いになんて来れないし。( ..)φ●[×][×]~。

 改札を目の前にして、あと10分。間に合う、と踵を返して再びビルの酒店へ。

 今度は高清水の辛口を買って、岩手の画家Sさんが絵屋に送ってくれた岩手の酒ももらって荷物が重い。何しに行ったのかね、あはは酒をかついで帰ってきた。

       酒.jpg

 コージの祭壇に更に酒が増えて、いつどれから飲もうかと、一人ほくそ笑む。
 でも、なかなか手をつけられないんだよね、ホントは。コージうれしそうだし。

 秋田駅での悪魔のささやきは、コージにちがいない。

 「秋田の酒飲みたいよ~」と。


 「酒減らせ(; ・`д・´)」と怒って、一升瓶に日付と線書いてたこともあったな。

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 テレビの後に鼻水   2018年8月23日(木) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 きのうも今日も暑くて、ほんとクソ暑い、マイッタというくらい岩手では珍しい暑さ。
 自分でもこんなにできないのかとあきれるほど、トロトロと仕事してました。

 コージさんがのんびりやってれば、喝入れてたのに、ひとのことはよく言うよね。

 今日はカフェのお客さんが5ヶ月の赤ちゃん抱っこで、ママがリラックスできるように、ついあるカゴでどうかなと。初めてバスケットに入った赤ちゃん固まってました(笑)。

       IMG_0599[1].jpg 


 夕方お店が終わると、コージさんの祭壇で報告して、目はお酒に。冷やは旨いよな。
 うー、コージのお酒、ちょっと小瓶だけね、今日はついにお酒を頂きました。ふふ。

 早速冷凍庫で冷やしてて、その間娘が録画してたドラマを2本続けて見てた。
 娘はすでに見てるのに、途中から一緒に見て、どこかうれしいのかなと。

 というのは、コージが元気な時は、私たちがテレビを見ていると不機嫌だった。
 1人疎外されてるように感じて、話したがっていたが「おとう、早く寝て」と言われて。

 コージさんはさびしかったと思う。でも、私たち、酔っ払いは遠慮したかった。

 たまにお酒の相手、話で盛り上がる夫婦のヨコで、娘が一人テレビっ子に。
 私は大抵、夕食後もお店の通信やブログやイベントのことで余裕がなかった。
 家族が自分のことでバラバラだったから、家族団らんなんて、とうの昔のこと。

 
 新潟の個展が始まり、ひと息ついて、家でボ~とドラマみて、「あー面白かった!」
 さあブログを書こうとコージのお酒を開けて、「あーうまい!」と味わって、、、
 涙が止まらなくなった。まいったなあ。ずっと鼻かんでる。グスグス、チ~ン!


 コージさんがいなくなって、何を見ててやってもうるさく言われない。
 自由だけど、のびのびできる、解放感は全開だけど。でもね…。

 コージさんをさびしくさせ、また娘とも和やかに過ごせなかった時間があった。

 そんなことを考えると、妻・母としてうまくできなかった自分が悪かったのか。
 やめよう、仕方ない、その時その時で必死にやってきたのだから。


 
 新潟で中学校の同級生が6人集まってくれた。
 昨秋、私はずっと疎遠にしていたのに、ブログを見て、うちの店に来たいと旅行に。
 うれしくて少しのお世話をしたら「楽しかった」と今でも言ってくれて、飲み会に。

 地元の簡単なレストランで、確かにメニューは少ないが味はまあまあいいし。

 そこで同級生の一人が、「フミコー、こんなロクな食事しかなくて悪いね!」と申し訳なさそうに大きな声で言ったものだから、「え!ちょっとー、店員さんに聞こえるよ!」

 さすがに、ときどき天然と言われる私でも、エッ!?なんかヘンだなと気づいた。
 まったく悪気なく言ったので、もうおかしくて大笑い。私たちホントおばさんだわ。

 同級生はそれぞれに嫁姑の問題を抱え、悲惨な状況でもすごく働いてて、明るく笑い飛ばす。すごいのだ。私の夫を亡くしたことは、彼女たちの前では悲惨さが薄れてしまう(笑)。

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 遠くから5月に弔問に来てくれて、今回新潟の個展に来てくれた友人が言った。
 「やっと笑えるようになったね、よかった」。

 そうだった。コージさんには悪いけど、この夏はあなたの個展で忙しくて、悲しむヒマがないよ。代わりに、頑張っているからね。

 
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 蓮の花       2018年8月14日(火) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  初盆です。今日はお墓参りに行きました。
  昨年までは、コージさんが先頭に立って、いくぞーとかけ声かけてた。

  とはいえ、一家の主(一応)は特別何もせず、大体奥さんがお花から供え物の煮しめや団子、お茶とかをこまごま朝早くから準備するのですが(^_^;)。

 今年は、帰省してギリギリまで寝てる子たちを、「あと30分で出るよ、起きてー!」。
 お盆に子どもが勢ぞろいもあまりなかった。毎年お盆は仕事だ海外だと帰らなかった。
 
 親が死んでみんな自分の都合を後回しにして来た。悲しいけど、嬉しい今年。
 しかし、遊ぶかテレビか寝てるかで、「お母さんはお父さんがいない分大変なのよ、手伝えー」とプンプンの私。夫もだったが、いなければそれなりにやるのに、いると期待して不満を言ってしまうんだね。


 お墓参りの後に寄った親戚の家には蓮の池があり、「蓮の花あげるよ、持っていく?」。
 子どもは遠慮したが、私は「ほしい!」と言い、ついていった先の蓮の池の光景に絶句。

      蓮.jpg

 蓮の花の世界は別次元のような美しさ。コージさんもこんな世界を通ったのかな。

 蓮の花のつぼみと実が入っているのをいただいた。蓮の葉は日よけの帽子にかぶった。
 「このシャワーヘッドのようなの何ですか?」とお嫁ちゃん。アハハ、「実だよ」。
 

 おととい、「初盆ですよね」と素敵なお花をいただいた。感激。

 最近忙しかったせいか、時間のせいか、少し元気になってきたような、気がする。

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 今日は草取り、植物の寄せ植えなどに汗をかいて、少しでも居心地のいい場所に。



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 忙しい夏、梅干し    2018年8月10日(金) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 今日、やっと梅干しの梅を干しました。やったー!昨年は雨で干せる日がなかったのですが、今年は毎日炎天下で、いつでもドンと来いという梅干し日和。

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 毎年、コージさんに干す場所のセッティングをしてもらうのですが、今年は一人で、朝からワタワタと忙しい。カメを開けて梅をざるにとる時に、蜂のようなカナブンのような虫が一匹ブンブンとうるさい。私のそばで、梅をザルにとる作業にブンブンまとわりつく。

 「コージさんなの?手伝いたいの?」とここまではよかったが、あんまりうるさいから、ついに、「うるさい!ジャマ!あっちいけ!」と言ってしまった、笑。

 梅に関しては、梅を取りに行くのから、紫蘇もぎ、干している時も一個一個ていねいに裏返していたから(基本彼はヒマなのである、笑)「オレの役割は大きかっただろう」と言いたかったのだろう。

  ハイハイ。今になって、随分陰で手伝ってたと、よくわかりました。


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 昨日緑の寄せ植えをお悔やみにいただきました。今植物が癒しになっている私は、「うれぴ~!」の連発ですが、コージさんが「冬まで持つかな、殺すなよ」と絶対言ってる。

 今日は、コージさんの祭壇にお花もいただき、本当に有難うございます。

 
 ここ数日、今月17日からの新潟絵屋の個展の案内を送る作業で連日連夜格闘してました。けっこう今まで送ってたはずなのに、住所録が整理されてなくて(*_*;、彼のメモとか芳名帳をめくって、もう勘で(笑)書いて送って、ふー。

 彼が生きてたら一人でやっていたDМ発送作業を代わりに、まあよくやったね。


 というわけで、ホッと一息、グラノーラを、久々に作りました。

      IMG_2555[1].jpg

 おいしい~。アルコール片手にブログ書きながら、ボリボリ。

 材料は、有機オートミール250g、菜種油50㏄、メープルシロップ大匙3と1/2、ドライフルーツ&ナッツ、それだけでいい。おいもで全部そろいます。

 昨日からオーサワセールが始まり、お店もあと2日でお盆休みです。今年はのんびりと故人を偲ぶつもりが、7月から梅、8月は個展とセールと予想外に忙しくなり息切れして、故人のご飯もそっちのけ(苦笑)。

 忙しいと寂しさや悲しみを忘れるのですが、お花を頂いたり、気にかけてもらうともうダメですわ。

 
 
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 植木屋もどき     2018年7月23日(月) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 ここ数日、植木屋になっていた。駐車場の元気だったコニファーが、コージさんが亡くなった頃から、枯れ始めて枝葉がみな茶色くなってしまった。なぜだろう?ショック!

 枯れた太い木を抜くのも大変で、コージがいたらすぐ頼むのだが、私では無理だなあと毎日眺めていたら、緑の葉が所々出て来てる…!あれ生きてるの?

 で、はじめて、両手ばさみを買ってきて、自分でやろう。下から2番目に安いの、はは。
 使ったことないから使い方わからなくて、エイエイッと空気を切って空振りしてたり、トホホ。 とにかくちからまかせに、茶色く枯れた枝葉を次々切っていった。

 コニファーは針葉樹だから、手にチクチク刺さり、切った葉っぱが頭の上から落ちると、胸や服の中にチクチクが入る、靴下にも。朝夕涼しい時に3日かけてやった。緑の葉を残して、これからも生きるだろうと。

   コニファー.jpg

 右が同時に植えたコニファー。左だけがてっぺんからほとんど茶色く枯れてしまい。
 
   koni2.jpg こんな姿に

 上手いのか、下手なのか。ま、こんなもんでしょ。よくやったわ、にわか植木屋。
 ただ、買って3日使った両手ばさみ、なんかキレが悪くなったような。。。

 コージが見てたら、絶対言われる。
 
 「下手だな。ちからまかせにやればいいってもんじゃない」  

  「オレは切るのが上手だからな」

  「ハイハイ、人を切るのがね」


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 おらおらでひとりいぐも 2018年7月22日(日) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 「この先一人で、どやって暮らす。こまったぁ、どうすんべぇ」

 63歳で芥川賞受賞の新人、若竹千佐子さんは岩手県遠野市出身で、はじめて書いた小説「おらおらでひとりでいぐも」は、全編東北弁で夫を亡くした70代の桃子さんの悶々とした心の内と、そこからの気づきを描いている。

 ふだん私は賞をとったり、ベストセラーになった本は買わないのだが、たまたまこの本を送ってくれた人がいて、しばらく本は読めなかったが、ようやく最近手にとってみた。

 ふーんと読み進んで、あるページに来て、おら、ぶったまげた。


    14日(土おらおらで.jpg
  70 おらおらで.jpg

 まったくその通りといわばかり文章表現に何度も読み返した。
 まあ、若竹さんと桃子さんは、最愛の夫を亡くしたというところはちょっとちがうが。
 最愛でなくても、おんなじことを思うんだな、夫婦というのは複雑だ。

 この本は初の玄冬小説といって、青春小説の対極だという。そうなんだ…。

 若竹千佐子さんhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00010001-jisin-ent

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