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 悪魔のささやき    2018年8月29日(水) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 昨日新潟絵屋の個展から戻りました。はじめのような賑わいはなかったけれど、行ってよかった。新田コージ展は明日30日で終了です。明日は企画者の平井さんが東京から駆けつけてくれます。

 きっと忘れてしまうので、今回印象に残ったエピソードを書きとめておきます。



 「あ、これがお父さんですか?」会場のコージさんの遺影写真を見て、来場の方。

 「また~!(笑)」と絵屋スタッフのTさんが苦笑して、「こちら奥様ですよ」。

 私の化粧と若っぽい格好のせいか、よくコージさんの娘と間違われる。はじめから「妻です」と言うと「若いんですねー」と言われるので、いやいやと年齢を暴露する。

 コージは髭がない方が若く見えるのに、自称画家になってから髭を剃らず、娘を医者に連れていった時は、受付から「お爺さん」と呼ばれて、娘が恥ずかしがっていた。

 そういえば、3月に病院で看護師さんから「どういう関係ですか?」と聞かれて、二人でびっくり。色んな方がいるので、皆さんにこういう聞き方しているんですと看護師は言っていた。
 コージはまたかと「3号・4号・5号です」と言えばよかったねと笑ってた。(注:2号は愛人)

 昨日、長岡から古い友人が来てくれて積もる話をした後、来場のお客さんに気をつかい帰ろうとするのを、「一緒にお昼食べよう」と引き止めて、近くの海老ラーメンの海老寿へ。

  エビラーメン.jpg 海老塩と海老坦々麺

 前回来た時に、ここが美味いのを知って、帰る前にぜひ海老ラーメンを食べたかった。

 コージはラーメンとチャーハンが得意だった。何にもなくても、煮干しだしのシンプルなラーメンとパラリと炒めたチャーハンは天性のもの。ヘタなラーメン屋より美味い。

 私は自分でラーメンを作るのをやめた。食べたい時は、外で美味しいのにしようと。

 
 それから、個展会場にまだいたい気持ちを残して帰路に。秋田経由の特急電車。
 秋田駅で盛岡行きの乗り換えの合間、ぶらっと駅ビルに入り、酒店で足が止まった。

 秋田のお酒のたくさんの品種の陳列がきれい。どれも美味そう。新潟と秋田は米どころだから酒が美味い。コージがいればお土産に買うんだけどな。

 「飛良泉(ひらいずみ)」「高清水」、コージが秋田の美味い酒と言ってた銘柄だ。
 それも秋田限定で超辛口とは、岩手では買えない。うぅ、一本くらい買ってみるか。

 仏前にあげて、私がチビチビ楽しもうかなとルンルンと酒店を出て改札に向かうが‥。

 「1本でいいのか?」「足りるのか?」「後悔しないのか?」
 
 まるで悪魔のささやきだわ。


 今度ほしくても秋田に買いになんて来れないし。( ..)φ●[×][×]~。

 改札を目の前にして、あと10分。間に合う、と踵を返して再びビルの酒店へ。

 今度は高清水の辛口を買って、岩手の画家Sさんが絵屋に送ってくれた岩手の酒ももらって荷物が重い。何しに行ったのかね、あはは酒をかついで帰ってきた。

       酒.jpg

 コージの祭壇に更に酒が増えて、いつどれから飲もうかと、一人ほくそ笑む。
 でも、なかなか手をつけられないんだよね、ホントは。コージうれしそうだし。

 秋田駅での悪魔のささやきは、コージにちがいない。

 「秋田の酒飲みたいよ~」と。


 「酒減らせ(; ・`д・´)」と怒って、一升瓶に日付と線書いてたこともあったな。

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