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  大丈夫、大丈夫   2018年4月25日(水) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  きのう4月24日で1か月たちました。そろそろ祭壇も片づけて、お店やカフェに
  シフトしてと頭では考えるものの、さっぱり。きのうも今日もコージさんにお花を
  いただいて、お花がきれいなうちは、このまま祭壇をカフェに、、、なんてね。

  天気が悪いとダメ。気持ちも落ち込んでしまう。接客に笑顔が出ない。まいったなあ。

  気分転換に産直に行けば、山菜が並んでて、コージさんは山菜、キノコ採りの達人
  だったから、いつも「買うな。採って来るから」。
  彼がいないともう食べれないと山菜をじっと見つめる。やはり買いたくないなあ。

           IMG_2128[1].jpg

  定休日には、遠方からわざわざ、私たちの長年の友人が来てくれて、あーだこーだと
  祭壇の前でコージのいいことも悪いことも言いたい放題、泣いたり笑ったりと忙しい。

  昔の思い出話。よく私はイベントの出店に行ってたが、そのお手伝いを口実にうちに
  来るのが癒されたという、元フェアトレード団体スタッフの東京の友人いわく。

  出店の朝、ワゴン車に荷物を積み込んでいざ出発!という時にエンジンがかからない!
  どうしよう~!とコージさんを呼んだら、「軽ワゴン車に移せ!」と。「いや、この
  荷物の量は無理だよ」「いいから!早くおろせ!」とコージさんはテキパキ積み込む。

  商品、テーブルなど相当の荷物が軽に隙間なくピタッと入った。さすが!廃品回収の
  頃から積み込みは上手い。私はそばでオロオロしてて、「イザという時はコージさん
  なんだよね」と言ったという。


  昨年、カフェの薪ストーブの部品が壊れて、同じ鋳物のストーブの廃品の部品がほし
  くて譲ってもらうのに、友人宅から本体を積み込む時は男3人がかりで車に乗せた。
  100キロ位ある重さ。うちで下ろす時は、なんとコージさん一人で下ろしていた。
  一体どうやって!?前に、重い物はテコの原理だと言ってたが。一人で何でもやる。


  コージさんの銀座の個展3月16日。うちの息子2人ははじめ個展に行くつもりだった。
  しかし、お父さんが来れないと知って、心配して個展に行かず、急きょ花巻に帰省。

  その前数日はコージさんは布団で寝たきり。息子たちが来て、「今日は起きるよ」と
  朝から言って、午後息子二人の力を借りて居間のコタツに移った…が、私がお店の
  接客から戻ったら、コージさんがコタツの脇で苦しそうに横たわっていた。両脇を
  支えられても、力が入らず無理だったらしい。息子は予想外の父の姿に呆然。

  夜になって、どうやって布団に戻そうか、体を抱えると痛いからと話していたら、
  コージさんが目を開けて、「毛布を下に敷いて、引きずっていけ!」と指示した。
  

 「センスもいいし、できる人、頭がいい人だったよね」と友人はコージさんを評した。
  確かに。ここを直してとか、こんな棚がほしいとか言うと、「いいよ、どんなのか
  絵を書いて、サイズを言って。材料さえあればすぐできるから」と。仕事は早くて、
  段取りがパパッとできる。ただ、お金を稼ぐのは得意ではなかったが。

  「何かあった時も笑い飛ばして、大丈夫、大丈夫!という新田クンは、笑っている
  姿が似合っていた」と友人。強風で塀が倒れたとか色々な問題が起きても、大丈夫。


  「オレ、ぶんちゃんに誉められたいんだよ」と言われて「あんた、誉めるとこない!」
  と冷たく言い放った私。毎日一緒にいれば、アラばかり、不満が目についてしまう。
  しかし、もういない。生きてるうちに、いっぱい誉めてあげればよかった。

  失ってから気づく、バカ。
        
          IMG_2012[1].jpg
  
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