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  コメのジュースを    2018年4月18日(水) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  はあああ、こまったなあ。。。というのは、食欲である。特に大好きな朝。

  「朝起きてすぐ、よく食べれるなあ」と、朝ご飯を食べないコージさんに
  あきれられるほど、朝ご飯を食べてからでないと、1日が始まらない私。
  なのに、あれ以来、さっぱり食べれなくなってしまった。
  パンを少しとマサラティー(チャイ)だけ。

  夜も「うまい、うまい」と何でも食べてくれる人がいたから、仕事で疲れていて
  も作る張り合いがあったのに、今は何も作りたくないし、簡単に済ませてしまう。
  そして、お酒を飲みながら夜遅くまでブログを書いたりで、朝起きられない( ;∀;)。

  食事療法だ、免疫力アップなんて言って自然食品売ってる割に、なんてこった…。

  もう少ししたら、きっと回復するとは思うけど、からだ壊さないようにしなくては。

  元気を出すために、久々にジューサーを出して、自分のために作って飲んでみた。
  コージさんが癌と分かってから、低速ジューサーを買って、毎日毎日作っていた。
       
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  はじめの頃は、人参、りんご、小松菜などを大量に搾って飲んでいたが、体力が
  衰えていくと飲めなくなり、それでも、最後まで水とジュースは頻繁にほしがった。

  りんごジュースをリクエストされるが、それだけでは栄養がないからと人参や小松菜
  を入れると、1回は飲むが、またりんごだけがいいと言う。1回に100㏄しか飲めない
  ので、ジューサーを洗わないでいて、次のを搾るとりんごジュースの色がにごる。

  病人は舌が敏感になっていてわかるので、「りんごジュース、新鮮なのがいい」と。
  訪問時に、その様子を見ていた田中先生は、「わがままですねー」と苦笑していた。
 
  夜中でも「ジュース」と言う時もあるので、はいはいと毎回洗っていた。
  しかし、ジューサーでできない注文をするようになった。私はジュース屋か!?

  ミカンジュースは、生のミカンやオレンジを果汁絞り機で、すぐにできた。
  キウイジュースは、ミキサーも使ってみたが、ジュースにするのは難しかった。
  ぶどうジュースは、もしかしてと産直に行って、100%純粋搾りが小瓶であった。
  もものジュースは、桃の缶詰でもいいというから、甘い汁をあげた。

  ここまでくると、だんだんイラつく。ジュースよりも栄養のあるもの口にしろ!

  「うう、マンゴジュース」
  「ない」

  「うう、梨のジュース」
  「ない」

  「・・・・うう、じゃあ、りんごジュース」

  
  さわうち病院にいた2月は、体調も日替わりで良かったり悪かったりだったが
  元気だったし、歩けた。退院して、3月に在宅でいる時は、コタツでストローで
  飲んでいたが、確定申告と個展の葉書の宛名書きをやれるところまでやって、10日
  頃から、急にガクッと来て寝たきり状態になり、寝たままストローで飲ませた。

  本人は、良くなると最後まで信じていたが、こんなに急に逝ってしまうのなら、
  大好きなコメのジュースを最期に飲ませてあげればよかったねー。うう…。

  
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 私とコージさんにと、お花をプレゼントしてくれた男性が、ラジカセを直してくれた
   
  
  
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  来た来た来たー(^^;)  2018年4月15日(日) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  きのう、やっと来た!Мさん。「あ、やっと来れたのね…、ありがとう( ;∀;)」

  Мさんは、コージさんが退院の時に、お祝いのお花を持ってきてくれた。
  「お二人の掛け合いが面白くて」と、とても若いのに、老夫婦を慕ってくれてた。

  「コージさんが亡くなってから、いつも見ていたブログを見れなかった」
  「来ても、泣いて言葉にならないのではと、来れなかったんです」と。

  そして、「ハイ」と差し出した袋の中に、なんとラジカセが入っていたのだ。
  
  「ええーー、どーして?」と聞けば、、、


  1歳半の娘をもつМさんは、4月から働き始めて、きのうの土曜日は休みで、
  朝お天気はどうかなと窓を開けたところ、目の前に黒いカラスがいた。

  ふつうカラスは人が近づくと逃げるのに、声をかけても逃げない、ジッと
  してる。その間2分ほどの長い時間が。毎日でなく、たまたま開けたところに
  この動かないカラス。ハッと思って、おいものブログを久しぶりに見たら、
  ラジカセが壊れたとあった。えっ。

  先週は古着、今日はリサイクルショップに古いラジカセを持っていこうと
  思っていたところだった。「このラジカセは、おいもに!」と来ましたと。

  「え、そのカラスはコージさんだったの!?」と、鳥肌が立つような話。
  来たーー!まさか、こんなに早く来るとは!(゜o゜)!。
  
  「私もすごく不思議な縁を感じました」とМさん。それを受け止めたのもすごい。

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  コンパクトでレトロなラジカセ。とても、うちらしいな。

  うちの備品や家具は廃品回収の時代から、ほぼリサイクル品でまかなってきた。
  必要なものがあれば、すぐに新品を買わずにリサイクル品。なければ出てくる
  まで待つか、または自分で作る。

  コージさんは、自分の着る服も靴もリサイクルショップで見つけてきた。
  たまに、新品を買ったら?と言っても、いや、いいよと欲しがらなかった。

  自分の絵の額やキャンバスも廃材で作り、絵の具?も砂や墨などで調合して作る。
  作品をしまう箱も廃材の段ボールで一つ一つ手づくり。箱にみな感心していた。
  昔描いていたカラフルな絵も、廃品の使い古したクレヨンを大事に使っていた。
  お金をかけずに、何でもあるものを利用していた。味があった。


  先日私が壊したラジカセも、前に捨てられそうだった中古を喜んで頂いたもの。
  今回のМさんのラジカセも、リサイクルショップ行きが、うちで生かされた。

  早速、土曜日夕方に好んで聞いていた番組「ラジオマンジャック」を聞かせた。

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  コージ、いい仕事したね~。

  私の脅迫に負けたのか、私に誉められたいのか、リサイクルの匂いを嗅ぎつけて、
  カラスに化けて、Мさんの元へ行ったんだね。今晩は日本酒をご褒美にあげますわ。


  追伸:今日日曜日に来てくれたKさんが、壊れたのをみてみますと分解してみて、
     なんと下唇が戻りました!なんとまあ、皆さん、ありがたや~(^▽^;)!

         
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        ホラ、今になって、オレの偉大さがわかっただろー?  
  


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 早く帰ってもらえってか? 2018年4月13日(金)  [がんと闘いたくない癌闘病記]

  先月、雪が溶けて、春の気配というのに、お店の中は冬のままでした。
  お店とコージさんの看病とかけもちで、「2階に来てくれー」と呼ばれ、急いで
  張り紙して閉めて上がり、しばらくしてピンポーンとお客さんに呼ばれて下りて、
  「すみませーん!」とお店の戸を開けると、「あの、紙が逆ですよ」とお客さん。
  「え?」と見たら、これ。お客さん、顔を横にして読んでて、二人で大笑い。

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  よく、お店と看護で一人で大変ねと言われたけれど、自営業でよかったと
  思う面も。勤めていたら、在宅で病人を看るなんて、辞めるしかないし、
  医療費はかかるわ、収入はないわで大変だろうな。

  お店をやりながらだと、手抜きにはなるけれど、2月のさわうち通いの時、
  短縮営業をしても、日々の売り上げはあるから、何とか生活は維持できた。
  例年2月は売り上げが落ちて赤字の月だけど仕方がない、今はお店よりも夫。
  
  それが、なぜか変則・短縮営業にもかかわらず、赤字にならず支払いができた?
  今年の大雪の中、来店して買い物をしてくれたお客さんに支えられ、涙が出た。

  葬儀が終わり、お店を開けても、なかなか商売モードになれず、店内は冬のまま。
  「そろそろ、春の服に替えようね」と、ほづみさんが自分の仕事の合間に来た。
  ここに板があるといいねと、今まではコージさんに棚や什器を何でもお願いして
  いたのを、今度は自分で裏のガラクタから探してみて、ちょうどいいのを置いた。
  たまたまだけど、やればできる。ほづみさんのおかげで、お店も春の装いになった。

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  明日で亡くなって3週間になるけれど、お供えのお花がよくもっていてびっくり。
  夏でなく、まだこの季節でよかった?(^_^;)ここの「気」がいいのかなと言われた。
  皆さまから、お花やお線香、お悔やみを頂き、本当に申し訳ないくらいです。
  (もちろん手ぶらでまったくOKで、お線香をあげて頂くだけでもうれしいです)

  お店を続けるのがしんどいなあと言うと、「じゃあやめよう、楽しく生きようよ」
  と言うノーテンキ夫だった。今回、私は本当にお店をやっててよかったと思った。

  なのに、3月は「終わったら、早く来て」から、次第に「客に早く帰ってもらえ!」
  「35分来なかった」と、上から下への電話着信が何回も(笑)「店よりオレ」の夫。

  お花に囲まれて、うう、こんな俺にと、やっとお客さまの有難さを感じてるでしょう。
 
       死んでからじゃ、遅いよ!

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  正面のラジカセは、きのう、私がレジで蹴飛ばして、壊してしまい、トホホ。
  CDのトレイが奥まで入らなくなった。何度押しても、下唇飛び出た状態。。。

            IMG_2081[1].jpg

  コージがいれば、「分解してみるよ」とすぐに直してくれたのに…、困ったー。
  シャイな私は、お店で音楽がないと、シーン。。。私もお客さんも緊張する。

  そこで今朝から、ラジカセをコージの目の前に置いてた。ホラホラ、あんたの仕事。
 
 「直せー」「直せー」「直すんだー!」

  ま、ダメだと思うけど・・・。はあー。またもや、いないと大変だな(-_-メ)。  



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  水汲みとオニオンパイ 2018年4月10日(火) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  きのうは雨で寒いし、慣れない月曜日休みに、弔問の方が来られたらと、家で
  1歩も出ずに片づけなどをやっていた。盛岡からのお客さまが…いてよかった。

  今日は一転していいお天気で、予約していた年金事務所へ行った。3月19日に
  ようやくコージさんの年金の受給の申請に行ったのに、5日後に死亡して…、
  1回ももらわずに中止の手続きに(*´ω`)。うう、こんなことになるとは。

  年金事務所はいつも混んでいて、申請手続きの予約が2週間待ちだ。

  「夫が、死ぬ前に一回くらい年金がほしい!」
  と言ってると早くしてもらえ!と、2月にさわうち病院のベッドで吠えるコージ。
  この時は本人も全く死ぬ気がしなかった。

  幸い、さかのぼってもらえる年金が少しだけでもあった。コージさん、1回OKだよ。

  やっと、葬儀後はじめてゆっくり外に出れたので、いつものガーデンショップを
  のぞいたら、観葉植物が安くなってて、うわー。この冬、気に入ってたゴムの木を
  2つも死なせてしまい、ガックリきてたから。ありがとう、ごほうびみたいだ。
  「今車に積めないので、後で取りに来ます」「はい、ご主人が来ますか?」…( ;∀;)


  その足で、いつもコージさんがやってくれた水汲みに。山の湧き水で、家やカフェの
  飲料・料理用はずっとこれ。その後、大沢温泉に入るのがコージの休日だった。

  これからは私がやることになる。冬は雪の中、冷たくて大変な仕事である。
  勢いよく流れるおいしい水を、大きなペットボトルに2ダース汲みいれる。
  終えてまわりを見回せば、ふきのとうがたくさん!またばっけ味噌を作ろう。

  温泉に行く前に、ふとポールさんの所に寄ってオニオンパイをコージに買おうと。
  イベントで一緒になって買って帰ったオニオンパイを、コージさんはうまい!と
  絶賛していた。あまりケーキを食べない人が。私の知らぬ間に錫細工も買ってた…。

  完全予約のお店だから、ないかも。それが、オニオンパイは作ったばかりで、
  奥さんの明海さんは、カットしながらコージさんが、「レストランの味だ」と
  言ってたのを思い出してたという。コージさんの訃報を知って、びっくりしていた。
  バックシュテューべ http://www.backstube-hanamaki.com/

  帰宅したのが、午後3時。水を下ろして、今度は私の車のタイヤ交換しなければと、
  タイヤをよっこらしょと積んでおいて、コージさんの車で植物を取りに行って、
  帰ってすぐ乗り換えて、東和町の車やと石材屋へ墓石の戒名の彫刻の注文に。

  その後、お寺さんに持ってきてと言われてた仏壇の位牌の中の板がいっぱいで
  コージの戒名が入らない!と、ご先祖の位牌を雑に包んで持って行って相談する。
  もう昔の人のは外していいですかあーと。
 
  朝9時半前に家を出て、あれこれ終わったのが午後6時半。いつもの仕事みたいだ。
  疲れたー。ここのところ毎晩、大事な梅酒がどんどん減っていくので、やばい。
  久々に「やまや」で、やっすいワインとジンを買って帰った。お酒を断てない…。

  これまでコージさんにやってもらっていたことを、今度は一人で。まだまだあるな。

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   1月には、もうペットボトルを1~2本しか持てないよ(*´Д`)と言ってた


   
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  とうなんってるの?   2018年4月8日(日) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  ピンポン、ピンポン、ピンポーン!と、玄関の呼び鈴をせっかちに押す人。
  ドアを開けたら、あら、この間のおまわりさん。

  「この辺をパトロールに来ました。これから時々駐車場にパトカーを停めて、
  タンクも見回りますね。今後はいちいちお声をかけないでいきますから」

  おー、しっかりお仕事して下さって、有難うございます。

  実は、1週間前に、灯油盗難事件があったのです。

  「とうゆーこと?」って、コージさんはすぐ言うだろうな。

  葬儀も終えてひと息ついて、回覧板を隣に届けに行った時に、通りすがりに
  ふとうちの外付けの灯油タンクを見たら、あれ?空のサインになっている。

           IMG_2063[1].jpg

  やばい、今日はお風呂を沸かすのやめよう、空焚きしたら大変だわ。
  でもね、いつも4/1で給油を頼むのにヘンだなあ…、最近入れたような…。

  急いで領収書を調べたら、やはり1月に200ℓ入れて満タンにしてる!
  昨年の給油は4月だから、9~10ヶ月はもつのに。ええっ、盗まれた!?

  今までこんなことなかったのに、うう、弱い時に、泣きっ面にハチだわ。

  とにかく、すぐに灯油補充の電話をし、やはりここは一応警察に連絡しよう。
  花巻警察署から管轄の交番のおまわりさんを派遣してくれて、事情聴取。
  ちょうどガス屋さんも来て、漏れている様子もないと。

  現場の証拠がないから盗難とは確定できないけれど、パトロールを強化して、
  時々タンクをチェックしに来ますということで、冒頭のピンポンとなった。
  おまわりさん、張りきって、パトロールをしてくれてますよ(*^^*)。


  コージさんがいたら、激怒して、すぐに対策をコージるだろう。

    「とうなんってるの!?」って。   

  よかったじゃん。灯油も買えない人が、うちの灯油が役立ってるかも!と
  思うことにしよう。そうだそうだ。なんて、そこまでいい人になれないな。

  しかし、これから色々出てくるのかなあ。魔除けのコージに代わるものは何?
  ヘイヘイヘイ。今度あったら、コージの心霊写真タンクにベタベタ張るからな!
  
         IMG_2007[1].jpg迫力がちょっと弱いか…

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  明日はお休みです     2018年4月8日(日) [お店のこと]

  毎日、誰かしらがお線香もいいですか?と、コージさんに会ってくれて、
  本当に彼は幸せものです。皆さま、有難うございます。

  「早くにお店を開けてくれて、有難いです」と感謝されて恐縮ですが、ただ
  今は販売するだけで、さっぱりはかどらない、ウロウロ、ボー、グスグス( ;∀;)。

  明日月曜日はお休みさせて頂きます。

  先日も予告はしましたが、急なお知らせですみません。ただ、明日はまだ弔問の方や遠方から休みと知らずに来られるお客さまに対応するため、なるべく在宅するようにしますが、良用事で出かける時もあります。朝、お電話を頂けると助かります。今後は、月・火曜日を定休日にしたいと思います。試行錯誤中ですが。   開店時間も10時~18時で定着させていきたいのですが、ここ数日は18時過ぎて   来られる方もいらして、難しいのかな…。過ぎる場合は、お電話くださいね。        IMG_0290[1].jpg   真ん中の絵は、子どもの保育園のシーツに描いたもの。よくお昼寝するように。
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  今日は開店記念日    2018年4月6日(金) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  今日でお店を再開して3日目。大丈夫かなあ。メソメソして接客はまずいなと
  いう心配もそれほどでもなく、淡々といつも通りに。ただ、お花やお線香あげ
  させて下さいといわれると涙腺がゆるんでしまい、なんだかんだと毎日泣いてる?

  今日もコージさんに素敵なお花を頂き、それも皆女性たちからで(笑)、一生に
  一度だね、あ、生ではないか(~_~メ)、まさか、こんなにお花に囲まれるとは、誰も
  想像してなくて。いやはや、死んでみるもんだなーなんて、言ってるにちがいない。

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  壁の写真のまわりをユーカリで「頑張りましたで賞!」で冠のように飾りました(笑)
  祭壇の枯れたお花を取ったり、飾ったりでウロウロして、時間が過ぎていく…。


  そんななか、お花は故人でなく、頑張った私にと下さったお花がありました。
  数日前に北上のハミングバードさんに注文して、贈る先も伝え、今日受け取りに
  行って、「新田さんのイメージにピッタリだ!」とびっくりしたというYさん。
  ほほー、こんなきれいな、紫系の清楚なイメージなのかな?うれしいな(#^^#)。

         IMG_0284[1].jpg

  「実は、今日は満25年の開店記念日なんです。今年もまた、特に何もできなくて、
  このお花は、今日のお祝いにもさせて頂こうかな」と言ったら、またびっくり。
  なんと不思議なタイミングで起こるものですね。コージのさしがねか?

  そう、今日は開店記念日。いつも何にもしないけど。

  5月のモッコウバラが満開の時の25周年イベントは、無理ですが、夏秋にでも…。

  今日2人の方から、ブログを読んで終末期医療のことを考えさせられたとか、
  亡くなるときのことが参考になりましたという感想を頂き、うれしいです。
  個人的な、微妙な所をよくさらけ出してるなと思う一方、自分のために書いてて。

  
  コージさんはあまり表に出ない人でしたが、数少ない店番の中で、お客さまが…

  「コーヒーを淹れてもらいました」「子供にも、お声をかけてもらいました」
  「チャイを注文すると、すぐに牛乳を買いに走ってもらいました」あら(#^^#)

  4月30日(日)は納骨のため、お休みです。
  それまでは、カフェの祭壇で、お線香をあげれますので、よかったら、どうぞ。


  朝、お店を開ける時に、私はお店に挨拶をして入る。
  「おはようございます。今日もよろしくお願いします」
  再開初日は、それにプラス「今日から一人です。うう(涙)やばっ」
  2日目、プラス「今日も一人です。はー、、、がんばります」
  3日目、プラス「今日も一人か。。。コージのバカヤロー!」

 
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  明日から営業します    2018年4月3日(火) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  明日から、営業いたします。休業中は、ご迷惑をおかけしました。

  しばらく、営業時間を9時半~18時半を、10時~18時に変更させて頂きます。

  これまでコージさんがやってくれた雑務を、開店前後の時間にあてます。
  お客さまのご都合で、9時半~や18時以降に来たいという方はお電話ください。
  前もってわかっていれば、対応は可能です。

  また、今月より、お店の定休日を週2日にします。月・火かなと思いますが、
  月曜日が休みのお客さまが来れなくなるので、少し悩んでいます。
  4月は月曜か水曜か、様子を見ながら、だんだんに決めていきます。

  コージさんがやっていた廃品回収時代の小屋の片づけが大分残っていて、
  息子が帰省の時にやると言ってくれますが、少しづつ私の休みの1日はそちらの
  片づけもしなくては。それを残して死ねないと言ってたコージさんでしたが。

  
  「そろそろお花が枯れてるのでは」と、可愛いお花を買ってきてくれたSさん。
  「あはは、おいもらしい~」と祭壇を見て笑ってるのは、お供えのごはん。

  毎日のお供えで、カピカピの冷ご飯がどんどんたまるので、今日は炊かないで
  夕べのカレーとチャパティでいいや!と、チャイも一緒にだからかな。
  カレーにチャパティはお気に入りだったから。

  今晩は、たまった冷ご飯でチャーハンか。またあ?と飽きてしまい、ずっと
  食べていないラーメンが食べたいと、本当に久しぶりに外食に出た。

  コージさんは、昨秋病気がわかってからは、大好きなラーメンを食べていない
  ので、一緒に食べに行こうと、こっそり小さな遺影写真を持っていった。

  注文の品が届いて、さあ食べるぞという時に、ゴソゴソとバッグから写真を
  出して膝の上に置いたら、娘たちがびっくり、のけぞってる?

  「えー、こわいからやめて~」

  「なんで?お父さんにも食べれなかったラーメンを食べさせたいと思って」

  「やだやだ。気持ちだけにして!写真しまってー」

  「フーン、お父さん、ダメだって!一緒に食べようと思ったのにね~」

  「そこで、ひとり言みたいに言ってると、おかしいと思われるからあ!」

  「ああ、そーですか!何にも恥ずかしいことないのにね、コージさん」

  今の若いもんは、随分人目を気にするのね。いや、私がヘンなのかなあ。

  葬儀が終わって1週間ですが、今だに、弔問に来てくれた人と話していると、
  涙が出てきます。お店も、無理しないでいいんだよと皆さん言ってくれて。

  でも、調味料などの日用品が多いので、これ以上迷惑はかけられないと
  明日からですが、あまり声をかけなくていいです。なんて、答えていいか
  わからず、ウルウルしてしまうだけかもしれませんので。

  もし、コージさんのお顔を見たい方は、生でなく写真ですが、優しい笑顔が
  カフェに飾ってますので、よかったらお買物ついでにお線香をあげてください。
  お気軽に。お悔やみなど気にしなくて、けっこうですので。


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  旅立ちの日      2018年4月2日(月) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  3月28日の葬儀の日は春の陽気のとてもいい天気。
  コージさんは、寒い冬を乗り越えたい、でも、芽吹きの春も心配だ、病気も芽吹く
  というからと。残念ながら、その通りになってしまい、個展を見届けるかのように
  最終日に逝ってしまった。そして、彼岸の最終日にクサレジジイに連れていかれた。


  昨夜、棺桶に入ったコージさんの顔が変わっていた。あれ、出っ歯になってる?
  息をひきとった日は安らかな寝顔のようだったが、日に日に頬をがこけてきた。
  口も開いてきたので、口閉じてーエイエイッと下唇をUPさせて閉じようとしたり。

  葬儀の朝に顔を見に行くと、出っ歯に唇の一部が陥没している?どうしてかなあ
  と見ていたら、ヨコから息子が「それはね、オレがやったんだよ」「え?なに?」
 
  「夜中にさあ、酔った流れで口を閉じようとしたら、入れ歯が外れちゃってさ
  (40歳の頃、仕事中の事故で前歯を数本折って、上の歯は入れ歯だった)
  慌てて直そうとしたら、入れ歯が口で縦になって間抜けな顔になっちゃって。
  これはいけないと指を口の中に入れて直している時に下唇がへこんでしまった。
  死人の口の中に指を入れるなんて、あまりしないよね(笑)」

  最期まで、笑わせるコージである。

         
  家族葬と言っていたものの、特にお知らせしなかったのに、予想以上の参列者で、
  嘘のような光景だった。おおっと、一番びっくりしたのは、コージさんだろう。

  花と灯りで飾られた立派な祭壇に、たくさんの、若い女性も多く(お客さん)
  「オレ、照れるなあ」と、ダジャレの一発も出そう。後で、実は夫がコージさん
  の隠れファンだったんですという声や、カッコイイ人でしたという女性たち。
  ホントに?生きてる時に言ってよ~。ほめられれば、すごく喜んだから(笑)。


  葬儀の直前がまたドタバタで。「お寺さん用の蓋つきの湯飲みは?」「ない!」
  「茶碗の座卓」「ない」「和菓子用の二股爪楊枝」「ない!もう、事前に言ってよ」
  
  「弔辞を述べられる方はいますか?」シーン・・・
  (え、弔辞?何も聞いてない。葬儀屋、事前に言ってくれれば誰か頼んだのにー)

  葬儀・火葬は出っ歯以外はトラブルなく無事に終わり、あれだけガリガリに痩せて
  しまった体なのに、しっかりした骨がたくさん残り、骨箱いっぱいに。

  これからは、私にあれこれ言われることもなく、また自由な放浪の旅に出れるね…
葬儀の前も後も、今も毎日、彼が大好きだったボブ・ディランを流してるよ。

  お墓へ納骨は4月末に行うため、それまではカフェの小さな祭壇でお焼香できます。


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  最後の4日間    2018年3月31日(土) [がんと闘いたくない癌闘病記]

  コージさんは家族葬でいいと言ってたものの、一体家族葬ってどういうもの?

  家族葬という言葉をよく知っていたなあ。要するに、自分の葬式は簡単でいい
  お金をかけなくていいということか。以前、友人が自宅で10人くらいの出席で
  アイヌ民族のお祈りで、本当にアットホームな葬儀で、いい感じだったが。

  「え?新潟の父が葬式に来る?高齢なのに、遠いところ、わ、悪いね・・・」

  やばっ。私の親はどちらかというと立派なのが好みで貧相なのがキライなのだ。
  私の初産も自宅出産の予定でいたら、「山でサルの子を産むんじゃないから!」
  と母に反対されて、やむなく里帰りに。やはり、ここは葬儀屋を通してやるか。


  でも、シンプルに家族葬でという希望に応じる葬儀屋さんはあるのかな?

  花巻市内にいくつか葬儀屋さんはあるが、さっぱりわからない。前もって
  調べておくなんてできなかったし、第一、回復すると希望を持っていたから。

  きれいに着替えて安らかに寝ているコージさんを、「このままずっとここで
  寝ていたらいいのにね」と子どもたちと横目で見ながら、次の動きが鈍い。
  葬儀屋さんを早く決めないと。お父さんに一番合うやり方で送り出したいと
  コージさんのそばをつかず離れず、のんびりと静かな時間が流れていく。


  ようやく受けてくれる葬儀屋さんが来てくれたのが午後5時頃。2階の自宅で
  と言ったら、ヘアピンカーブの階段を棺桶が通れないと言われ、1階のカフェが
  広さも十分あるので、そこでの葬儀を提案された。

  「おかんはカフェで葬儀をやるのに抵抗はないの?」と、心配する息子。

  「いいよ。お父さんが壁やテーブルを作ってくれたし、喜ぶんじゃない」


  そして、コージさんをできるだけ長く家に置いときたいと、5日目に葬儀を。
  それまでの4日間は、お別れをする心の準備ができるありがたい時間だった。
  毎晩、家族で思い出話をしては、「おとう、おやすみ~」とそばで寝た。


  翌日から、コージさんの最後の顔が見たいという友人、知人たちが次々と訪れ、
  お花もたくさん頂いて、白雪姫状態でびっくり。ほとんど来ないと思ってたから。
  若い頃の友人がわざわざ群馬から6時間かけて来てくれ、知らなかった頃の話も。


  納棺で白装束を着せる時に、右手の方が左手より硬くなく、曲がりやすかった。
  「おかんが(うっかりと)よく踏んでたから、やわらかくなったんじゃない(笑)」
  

  納棺で、遺体を布の担架で数人がかりで急な階段をそろりそろりと下ろすのだが、
  重いのとずり落ちないように慎重にやっている最中、また息子が言った。

  「ドンドンドンと階段をすべり下ろしたら、ショックで起きないかなあ(笑)」

  「ほんとだよねー。イテー!何やってんだー(怒)!!ってね」

  そして、無事に階下で準備できている祭壇の前で納棺して、その晩は身内で
  お酒とお寿司でお通夜を行った。いよいよ、明日は葬儀の日だ。つづく…。

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