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  おいものせなかだより 9月         2016年9月9日(金) [おいものせなか通信]

  おいものせなかだより9月が、やっとできました!今日から、花巻まつりですヽ(^o^)丿。

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 おいものせなかだより ウラ

             おら、スマホ持ってないから、わかんねー
                           
                                           2016年9月9日

    たまーに電車に乗ると、本を読んでいる乗客を見て、どこかホッとする。
   が、7月に東京に行った時に遭遇したある光景。電車の向かい側に座っている乗客が
   全員スマホをいじっているのだ。大抵1人くらいはやらない人がいるものだが、はじめて
   乗車口の間の座席に10人ほどがそろってスマホに夢中の光景は、CMみたいだった。

    私は携帯電話を持っていない。子どもたちは皆高校から持ち始め、3人スマホになった
   時は、電話代の支払いが家計を圧迫した。今は末っ子だけなので、やっと親も持てるか
   と思いつつ、なかなか踏み切れずにいる。

    その理由は、私はほとんどお店にいるので、固定電話を使う。インターネットはパソコンで
   十分。たまの休みの日に出かけて時間通りに戻らないと、家族は「いいかげん携帯持て」と
   言うが、出先まで追っかけられたくない。特に必要性を感じないものに、月々の携帯代は
   もったいない。

    そして、携帯に電話するのが苦手である。相手が誰かと話し中か運転中か、おかまい
   なしに割り込んでいくようで、緊急以外遠慮していた。が、今は着信というものを知り、
   相手もかけ直してくれて、急ぐ時もすぐつながるのは、やはり便利だ。

    唯一私が必要を感じるときは、年に数回東京に行ったとき。人との連絡に不便で、見か
   ねた息子がPHSをくれた。「俺が基本料金払うから、親2人共有で1台持てば?」
   公衆電話を探すのが大変なので、通話だけでも重宝している。でも、行きたい所や乗り換え
   を調べたい時、スマホがあったらと思う。出発前にしっかり調べていけば済むことなのだが。

    この間は出発前に仕事が終わらず、上京中に商品の発注をコンビニからFAXで送り、
   もうひとつはネット発注なので困っていたら、娘のスマホで簡単にできて、びっくり!
   そうか、スマホはパソコンと同じなんだ。じゃあ、出先で仕事もできる?ブログも更新できる?
   ならば、画面が大きいタブレットの方がいいかな♪と、急に便利さ物欲が出る。
    ねえねえと必要性を話して、息子に相談すれば、「出かけた先まで仕事を持って出るの?
   やめたら?」。「…ハイ」

    今は学校の連絡もメールかライン、旅行などで安いチケットはネット予約のみ。
   「インターネットを使えない少数派には生きにくい世の中だ!」と夫は怒る。
   とても便利なスマホだが、弊害もある。モラルの低下(※)や5感が鈍くなる、自分で
   考えなくなるとは、昔からよく言われている。
    そして、ポケモンGOで犠牲者が出た。ネット上のいじめで自殺に追い込まれる子、
   バッシングで炎上とかも、罪の意識がない弱い者いじめ?が蔓延しているようだ。
    批判も匿名だから、放つ言葉に責任を持たない。面と向かってケンカすればいいのに。
   言っていいこと、悪いことは、相手も自分も傷つきながら、その加減を身につけていき、
   人との関わりの中で成長していくのではないだろうか。

    娘が高校生の時、携帯にハマらないという買う時の約束を破ったので、取り上げたら
   半狂乱になって、「ケータイがないと死ぬ!」と言った。「はー、命よりも大事か!?」
   スマホほど情報がない、ガラケーの頃である。
    今も、相変わらずスマホを手から離さず、器用に目はテレビかスマホか。注意しても、
   ブタの耳に真珠。(あれ?まちがった)馬の耳に念仏!親の顔は見ないし、こっちが
   会話をしたくてもスキを与えない。「違う生き物を家の中に飼っているみたいだな」と夫。

    先日東和町のにっちで、「アイヌの治造展」と「カムイと生きる」映画上映会があり、
   浦川治造(はるぞう)さんに会った。ニコニコと優しい風貌で人を惹きつけるオーラがすごい。
   治造さんは、アイヌ民族の差別と貧困の中、小学校から学校に行かず、働いて大人同様に
   稼いでいた。45歳で病気の奥さんと子どもを養うために、上京して必死に働いた。世界の
   先住民族の人たちが来た時に泊まれる家も自分で建てた。何でも自分でつくる。

    頭で考えて行動するのでなく、心と体が動いてしまう人。第6感(※5感を超えるもので、
   物事の本質を掴む心の働きのこと)が優れている人だと。
    そんな治造さんのもとには、うつの人が多くやってきて、治る人もいるという。
   アイヌの人は、山や川や木の神に畏敬の念を持ち、自然と共生した豊かな暮しをしてきた。

    治造さんに、最近のスマホやネット社会をどう思うかと聞いたら、「おら、スマホ持ってない
   から、わかんねー」。更にしつこく、治造さんにとって、幸せって何ですか?と聞くと、
    「うーん、食べれて、寝るところがあって、心配事がないことかな」。

    電化製品とITの普及で、昔よりもはるかに便利でラクになったはずなのに、現代人はいつも
   忙しくて、心配事が多い。情報に振り回されずに、ゆったり自然な暮しをしたいと願っている
   私も、パソコンをパカパカ開けては、メールや情報をチェックするのがクセになっている。
   やばいやばい。

    さて、たまの外出の時のために、やっとガラケーか格安スマホかな、という気になった。
   スマホなら、子どもたちとラインもできるとか。ここで親子の会話が弾むかもしれない?
    うちも、ひねくれた(笑)ネット社会やなー。

 
   ※「スマホが人間をダメにする」2013年ニューズウイーク日本版コラム


  おいものせなかだよりウラ面        2016年7月20日(水) [おいものせなか通信]

              「人間の戦場」 と Mちゃん             2016.7.20  

   ドキュメンタリー映画『広河隆一 人間の戦場』は、フォトジャーナリスト広河隆一の仕事や
  生き方と、その静かな語り口と謙虚な姿勢が観客を魅了した映画だった。
  「ジャーナリストである前に、人間である。目の前に苦しんでる人がいたら、手をさしのべる」。
  人間よりも、「国民」を優先すれば国益のために、「会社の人間」を優先すれば企業の利益の
  ために動くことになる。誰でもが公平に与えられている権利、それは「生きる権利」だという。
  その権利が、人としての尊厳が奪われたときに、広河隆一は、そこを「人間の戦場」と呼んだ。
  
  実は、映画のタイトルの「戦場」と人々が逃げ惑う写真に、悲惨な戦場の映画と思われたのか、
  前売りはかんばしくなかった。広報も頑張ったつもりだったが、上映1週間前で採算目標人数
  の約半分の予約に、胃が痛くなるような想いだった。


   その上映1週間前の土曜日、親友Mちゃん(以下敬称略)の死の知らせに、その場で泣き崩れた。
  Mは、約20年前に花巻に住んでいた頃のお客さんで、山形市に移っても毎月のように注文を続け、
  周囲にもおいもの商品を宣伝してくれた。「同じものだったら、おいもで買う」どころか、「あのね、
  圧力鍋がネットで2割引きなんだけど、おいもは?」とわざわざ聞いてきて、「うわー、うちは無理。
  ネットで買っていいよ」と言ったのに、「おいもで買うわ」と。

   調味料とせっけんの注文もいつもたくさんで、それだけ毎日一生懸命に料理や掃除・洗濯を、
  家族のために手抜きせずにやっている様子が垣間見れた。パッチワークの腕はプロ並みで、おい
  もの10周年の節目にも、「何かできることある?」と、ネーム入りバッグをたくさん作ってくれた。

  以前、私が半ウツになって、非常識にも小・中学生の娘を残し、長男に店を任せて、5週間の旅
  (夫付き)に出てる間、Mは色んな種類のパンをたくさん焼いて、「みんな、お留守番えらいね!」と
  パンの絵と説明と子どもたちへの手紙を添えて、宅急便で2回も送ってくれた。
  自分は我慢してでも、家族や人には愛情を惜しまない、本当に優しい人だった。


   3日後の7月5日、Mとの対面を終えて帰宅し、玄関のドアを開けようとしたら、何かが目の
  前をサーと飛び去った。黒い羽根に緑の体のすごく綺麗なとんぼだった。玄関脇のモッコウ
  バラの枝にじっととまった。夫も私も初めて見た黒いとんぼ。実は、「羽黒とんぼ」という名で、
  お盆の頃に飛ぶので「神様とんぼ」という名も。更に、「亡くなった人の魂は、蝶やとんぼに
  姿を変えて現れるという言い伝え」に、来てくれたんだ!

              とんぼ.jpg

   数日後に迫った映画も、周りの人が呼びかけてくれたりで、Mが見守ってくれると思うと
  ジタバタしなくなった。そして、上映3日前から予約が次々と入り、目標人数を上回って
  黒字になり、皆映画に感動して大成功だった。

   その後の定休日に、疲れを癒しに近くの大沢温泉に行ったとき、川をのぞく半露天風呂の
  岩の上に蛾がとまっていた。黒い羽根に黄金模様の美しい蛾。あ、Mだ!実は15年前、
  実母の初七日を終えて戻り、このお風呂に来て、同じ岩の上に蝶のような綺麗な蛾がじっと
  とまっているのを見て、母だと思った。生前一緒に旅行に行く機会がなかった母が、一緒に
  温泉に入りに来たんだね…。その時の記憶がよみがえった。

                 蛾.jpg
 
   翌朝のこと、玄関のドアを開けると、目の前に黒い立派なカラスが1羽、ベンチにちょこんと
  いてびっくり。カメラを向けても、しばらくジッとしている。こんなに逃げないカラスは初めてだ。
  またMなの?その日、Mのご主人からお悔やみのお返しが届いた。

                 カラス.jpg

   翌日、Mが花巻にいた頃の友人が来て、お店でMの話をしていたとき、夫がふと窓の方を
  指して、「ホラ、黒アゲハがいる!すごく珍しいよ」それは、黒くて大きい綺麗な蝶、「黒アゲハ」。
  庭をのぞむ薄いカーテンにピタッと張り付いて動かない。まるで、私たちの話を聞いていたかの
  ように。この10日間で4回も黒い羽根の姿になって来てくれたのはMだと、思っている。
 
                  蝶.jpg

   夫が、「あの羽黒とんぼがね、土曜の映画の日まで(5日間も)、ウラの小屋の方にずっといた
  んだよ。でも、日曜日にはいなくなってたな」。えー!?Mが映画が終わるまでいてくれたんだ。
  心配していてくれたんだと思うと、涙が出た。

   その夜の夕食時、「俺もさすがに、この4回も続いたのには、びっくりしたよ。よほど、Mちゃんは
  ぶんちゃんのことを好きだったんだなあ」と言われて、また泣いた。
  「Mは、本当にあげる(give)人で、私はもらってばかりだった。Mの想いにどれだけ応えてあげら
  れたかと思うと、なさけない。M―、ごめんなさい」と、叫んだ。

    
   失って初めて、事の大事さを知る。あたりまえにやっていたことが、もうできない。
  私より11歳も若かったが、すべてにおいて、きちんと完璧にこなし、ずっとしっかりしていた。
  いつか、今つらいことも、温泉に入りながら笑い飛ばせる日も来るだろうと思っていたのに。

   Mが、得意の料理やお菓子のレシピ帳と共に、野菜や草花のスケッチを描きためていたことを
  通夜の席で知った。その上手さに驚嘆しながら頁をめくっていくと、一番最後に、「私がよく使って
  いる調味料」と題して、瓶とラベルまで描いたリストの右下に、「お問合せは、おいものせなかへ」
  と、連絡先まで書いてある…。そばで、ご家族が、「これからもおいもさんに、注文するからね」。

   このMの優しい草花のイラスト。ずっと見ていたい、見せたい。カレンダーがいいかなあ。
   さ来年2018年は、おいもの満25周年にあたる年。Mがいたら、きっと、「お祝いに何かつくろ
   うか?」と言うに違いない。だから、今度は私がMのイラストを使って、おいものカレンダーを
   つくったら喜ぶかな。

    あ、ごめん…。もしも、ご家族がこころよく了承してくれたらの話だった。      
                                                 
                                                    (新田ぶん)


  おいものせなかだより7・8月オモテ  2016年7月20日(水) [おいものせなか通信]

  やっと、今日の夕方おいものせなかだよりができました。ウラ面書くのに苦労して、発行が
  遅れてしまい、7・8月合併号です。ウラ面は、写真が入ると長くなるので、別にupします。

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  おいものせなかだより6月       2016年6月6日(月) [おいものせなか通信]

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 おいものせなかだより裏面                                    2016.6.4

          「1枚の写真が国家を動かすこともある」  

  数年前に、廃刊の危機に陥ったフォト・ジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」を、友人から
 紹介されて、定期購読の応援を始めました。そこで、世界で不条理な現実に苦しんでいる人々
 の写真に、フェアトレードの仕事をやっている私でも、日本にいて平和ボケの頭に衝撃を受けま
 した。
  あまり報道されることのない真実を、危険をかえりみず取材する報道カメラマンたちを心から
 尊敬します。長い歴史の中で、世界の8割以上の人々が基本的な生存権を脅かされていて、
 世界は益々悪くなっているように感じます。もしも、自分が紛争の地に生まれていたら…。まず
 知ること、そして考える。自由に発言し、行動できる私たちができることは何か?世界の人々が
 命を脅かされることなく生きるために。「広河隆一 人間の戦場」を、ぜひ観て下さい。  (新田)

  「DAYS JAPAN」編集長の丸井春さんの5月号の編集後記を、抜粋して紹介します。                                            

   今回は、毎年この時期恒例のDAYS国際フォトジャーナリズム大賞の受賞作品発表号です。
 今回は、世界中から、これまでで一番多い約1万点もの応募がありました。戦争や紛争、貧困、
 飢餓、児童労働や環境汚染、農薬被害や人間生活の犠牲になる動物と多岐に渡り…(中略)。

   さて、今月号では、受賞作品の中から「紛争と難民」を特集しています。難民の時代といって
 もいい今、何百万人の人たちが紛争によって国を追われ、行くあてのない逃亡は人々を死の危険
 にさらしています。ヨーロッパでは彼らを追い返そうという動きも出てきて、日本は受け入れる姿勢
 すら見せていません。(中略)

   世界は一体どこに向かうのでしょうか。日本の私たちにとっても、難民は正直「遠い問題」です。
 関係ないと思っている人も多いでしょう。でも、難民となる人々を生み出す紛争に、本当に私たち
 はまったく無関係でしょうか。私たちの国の首相が、安保関連法まで強制的に施行し、愛情込めて
 支持するアメリカは、イラクやシリアの地にどれだけ爆撃をおこなって、どれだけの罪のない人々の
 命を奪ったでしょうか。それを私たちの国は支援したことはありませんか。

   2016年3月29日。私たちの国は、他の国の戦争や紛争を、武力でもって支援できるように
 なりました。だからこそ、中東の紛争や難民の問題は、特にこれからは、私たちにとって決して無
 関係ではないし、秘密保護法下の日本では、私たちは私たちの知らないところでいつの間にか、
 イラク戦争やアフガン戦争のときのように難民を生み出す加害者になるでしょう。争いに税金を使
 われて。今度は争いに私たちの自衛隊を使われて。争いを武力で解決しようとする試みを何年も
 何十年も続けてきた結果、中東で何が起きているか。それを今回の写真たちが伝えてくれている
 と思います。

  最後に。今回の広河隆一の原稿は必見です。本当に、です。恐ろしい日本に突き進む入り口に
 立つ私たちへの警告です。(丸井)

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「安全保障関連法 施行の日の夜に  国会前デモにて」           
                                
                                 「DAYS JAPAN」5月号より。

   高校1年生のせいなです。朝、新幹線で宮城からここまで来ました。こんな大勢の前で喋ること
 は初めてなので、とても緊張してますが…。自分の言葉でちゃんと伝えたいと思い、今日ここに立
 たせていただきました。なぜ、私がここまでするか。それは、今の政権に不安と強い怒りを持って
 いるからです。
 
   私たちが反対している「安保法制」は、日本が貫いてきた平和主義の象徴としての憲法9条に
 反している、「他国の戦争に参加できる権利」、つまり集団的自衛権が行使できるようになる、自
 衛隊の仕事のリスクが上がる、とても危険なものです。政府がこの法案を無理やり押し通してから
 約7か月が経とうとする今日、ここで私たちが集まってるのは他でもなく、この国がいまやってる
 ことはおかしいんだと、この国の民主主義と立憲主義を完全に無視したこの法制が通ってしまうの
 は本当におかしいんだと、そのことを、国民として、未来を生きるひとりとして、絶対に声に出さなけ
 ればならないと思ったからです。(中略)

   去年の9月17日、参院特別委員会で、速記停止中のなか、委員長の声も聞こえないなか、
 あるはずの総括質疑もなく、「多数」ということで安保関連法が強行採決され、18日の深夜には、
 参院本会議で可決されました。その場面をテレビのニュースで実際に観ていて、自分はこれから
 どうしていったらいいんだろう…、このまま声を上げ続けるべきなのかどうか、自分の無力感に浸り
 ながらいろいろ考えました。でも、自分の身の回りで起きてるこの現実を、見て見ぬ振りをして生き
 ていくことは出来なかった。こうやって、国会前で、顔も名前も出して喋ることはとてもリスクがあり
 ます。でも、ここで言わなかったら、誰かがやらなかったら、この国のこの政権の暴走は止まりません。

  私のしてることに冷笑してる子たちはみんな言います。「そんなことやって何が変わるんだよ、
 楽しんでるだけじゃん」って。でも、じゃあ、ただテレビの前でニュースを観て、「やばいな」って思った
 だけで何かが変わると思う?と私は思います。だってそれはただの傍観者で、思うことは誰にでも
 できます。でも、それをいかに表現するか、訴えるか、少しでも何かを変えられるか。それには、
 いま私たちがやってるように、声を上げることからだと思います。もう夏の参院選まではあっという
 間です。今ここで声を上げなくてどうするのですか?(中略)

  (安保法案が)必要か必要じゃないか以前に、憲法違反という「違反」を堂々とおこなう現政権
 には断固として反対し続け、これからも声を上げ続け、立憲主義を取り戻したいと思っています。
 私たち国民の意思を無視する安倍総理に、この国の未来など任せられません。私は、軽い言葉
 でおさめてしまう傍観者にはなりたくない。私たちが主権者だから。私たち若者の未来は私たち
 が声を上げないと、本当にとんでもないことになります。原発にしろ、処理しきれない問題を後世
 に残していかないでください。(中略)私はまだ選挙に行けないけれど…。だからこそ、選挙権の
 ある人は選挙に行ってほしい。絶対に諦めず、学び、考え、この先も間違ってることには間違って
 いると訴え、それが学生であろうが大人であろうが、声を上げ続け、行動していきます。

   2016年3月29日、私は安全保障関連法の廃止と、安倍政権の退陣を強く求めます。
                                              (せいな/高校1年生)
※5月号(DAYS国際フォトジャーナリズム大賞の受賞作品)特別販売しています、おすすめ!  ※安保法案への26人の提言特集「DAYS JAPAN」2月号も継続販売中。

  おいものせなかだより 5月        2016年5月14日(土) [おいものせなか通信]

  おいもだよりができました!きのうは気が緩んだのか、足を滑らせて階段から落ちました。
  古くて急なので、下までダダダダッ。痛たた!幸い少しの打撲とすり傷だけで、腸ラッキー!
  ホント気をつけよう。「だから、カイダンは怖いっていうだろ。もう若くないんだから」ハイ。

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ウラ面
         「ネパール大地震のその後とシリンゲ村物語」                                                            2016.5.13
  2015年4月25日のネパール大地震から1年。ネパールの状況はどうなのか。先月
 新聞で、ネパール地震の支援金が被災者の復興に使われていないことを伝えていた。
 相変わらず、政治が悪い。追い打ちをかけるのが、近年ようやく民主化されたネパールを
 快く思わないインドの国境封鎖で、生活物資がネパールに入らず、すべて値上がりし、特
 にガソリンは1ℓ600円に!ありえない物価。計画停電も最大1日16時間という、庶民には
 厳しい暮らしが続いている。

  昨年、おいものせなかは店頭で支援を募り、長年信頼できるフェトレード団体ネパリ・バザ
 ーロのネパール支援基金に2回に分けて送った(16万円)。ネパールの貧困改善に取り組
 んできたネパリは、すぐに被災現地に入り、必要なものを調査して、集まった基金で適切な
 支援を行った。

  フェトレードの生産者は、幸い仕事があることで、困難があっても明るく元気だ。
  地震の被害が大きかったのは、コーヒー豆生産者のシリンゲ村のあるトラドゥルン地区で、
 10世帯の家だけが壊れず、326世帯が全半壊でしばらくテント生活だった。村人たちは大工
 仕事で簡素な小屋を作ったが、床は地面でこれからの雨期が心配。一番困ったのが、地震
 で水のパイプが壊れて、遠くまで歩いての水汲み。それを早急にネパリがパイプの修復を
 支援したことで、とても喜ばれた。

  これまで、カトマンズからバスで6時間、そこから急な崖道の山道を歩いて8時間という、
 差別と貧困にあえぐ村だったシリンゲ村のコーヒー栽培をフェアトレードで支援しようと約20年。
 農民はなかなかネパリの長期の展望が理解できず、収穫も不安定だったが、今回の水の修復
 であらためて協同組合の意味を実感し、震災後コーヒー豆の収入にも助けられ、やっと真剣に
 取り組むようになった。

  そのシリンゲ村から新しい豆が届く。今年はとても収穫が少ない。病虫害にやられ、農薬を
 かけないので葉は枯れ、収量に影響が出た。そんなわずかな貴重な生豆を、「いつも応援して
 くれるから」と、おいものカフェ用に分けてもらった。「今、農民が約1000本の苗木を植え、収穫
 には後数年かかりますが、皆さんと一緒に支えていけたらと思います」とネパリ。

  これまでも、多くの困難の中、西ネパールのグルミのコーヒーを育てて、「コストを考えたら、
 コーヒーは利益はなし、赤字です」と、世界一高い価格で生産者から豆を買う。やっと一人前に
 育った有機のコーヒー豆を、10年程前韓国の大きなNGOが取り引きしたいという申し出に喜ん
 で、そのまま生産者の豆を譲った。「育てて、どこでも通用するようになればいいんです」一般の
 ビジネスでは考えられないこと。

  さて、少しでも3回目のネパール地震支援をと思い、まだ有効かと尋ねたところ、今不足して
 いるのが教育支援とのこと。25年間「経済と教育は両輪」をモットーに行ってきたネパールの
 子どもたちの教育支援、親のない子、親が育てられない環境にいる子どもたちへの資金が枯渇
 状態にあるらしく、「おいものエコ・ブランチ!」の収入から孤児院寄付にと指定していたが、今後
 はネパリにおまかせの方にしよう。これら、ベルダレルネーヨ(ネパリのNPO法人)の国内外の
 精力的な支援活動を支えるサポート会員も全国でたった67名。岩手でおいもだけだったのが、
 昨年3人に増えた。よかったら、皆様もよろしくお願いします。

  また、ネパリは東日本大震災以降、ネパールでの経験を生かし、被災地の仕事づくりに取り
 組み、陸前高田の椿油やクーネ化粧品を開発した。今は、被災した野田村の復興に山葡萄の
 ワイナリー建設を始め、サポート会員を募集中。山ぶどうワインや海産物の購入代金を先に支払
 うことで、ワイナリーの運営に必要な資金になり、応援する。なかなか直接事業を手伝うことは
 難しくても、誰でもがおいしいことで応援できる。うちも、応援のお客さまと、1年後に初出荷の
 ワインで乾杯したいなー。(^.^) (山葡萄ワイナリープロジェクトのパンフレットあります)


     映画「ザ・トュルー・コスト」いよいよです!

  ついに、この映画を上映することができて、うれしい。いつも、展示会などでフェトレードの服
 のことを説明をしても、やはり映像で見ると違う。「この映画を観たかった」と予想外に関心が
 高いのにはびっくり。最近、うれしいことに、フェアトレードの服のファンも増えてきた。この映画は
 多量生産・大量消費のファストファッションのドキュメンタリーだが、同時にフェアトレード・ファッシ
 ョンにも焦点をあてる。(フェアトレードは発展途上国の製品を適正な価格で継続的に購入する
 ことで、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す活動である)
  フェアトレード・ファッションについて、ピープル・ツリーから出版された、いい本がある。
  (おいもだより2012年6月で紹介)

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 フェアトレードが日本に上陸して、今年でちょうど30年。歴史の長い欧米諸国でもやらなか
 った服づくりを、日本のフェアトレード団体は、途上国に多くの雇用を生み出す服づくりをと、長年
 生産者と共に努力を重ねて、品質の高いフェアトレード・ファッションを発展させた。私たちがその
 服を着るとき、つくる人の健康や生活を応援し、環境も守る。たくさんの意味があって、大切に
 長く着る。原材料や労働のコストを徹底的に削減するファストの世界とは対極なのだ。

  安いことは、毎日の家計に助かるが、安いものにはワケがある…?
  もし、生産者の血と汗と涙の上にあるとしたら?まず現実を知って、そして考えよう。

  「DAYS JAPAN」1月号「ファストファッションは地球を壊す」の記事も必見!


  おいものせなかだより4月          2016年4月7日(木) [おいものせなか通信]

  今日は一日雨の寒い日。おいもだよりを今日には仕上げたい!と、5月の講演会の日程も
  直前に決定し、不思議なことに、午後はほとんどお客さんが来なくて、集中できたのです。
  あれもこれも書ききれず、字がますます小さくなって、ごめんなさい(^_^;)。

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おいものせなかだより 裏面

  「私だって、この社会のプレーヤーの1人だ」   
 
                         寺田ともかさんのスピーチ(SEALDs KANSAI) 

  私たちは新宿の真ん中で街宣(街頭宣伝)をやっているわけですが、きっと初めはこんな
 ことをやって意味があるんだろうかと思っていた人が多いのではないかと思います。そんな
 風に思いながら、この街宣の様子を見ている人もいるかもしれません。
 
  私自身も「どうして社会は変わらないんだろう」とか、「どうして戦争は終わらないんだろう」
 みたいなことは、小さいころからの疑問として持っていたけれど、いわゆる意識高い系のや
 つらがあんまり好きじゃなかったし、まあ、無理しない程度に頑張ってね、応援してるよ、と
 言って見ていました。 

  でも、ある時それが、ものすごく恥ずかしいことであるということに気がつきました。私は、
 この社会を作っている主体の一人であるのに、観客席に座って、上からコートを眺めて「おい、
 もっと走れよ」って、まるで監督みたいに文句を言っていました。だけど、私だってこの社会の
 プレーヤーの一人だったんです。汗にまみれて、泥だらけで、たくさん傷ついたそのボールは、
 私に、こう問いながら迫ってきました。

  「民主主義ってなんだ」

  それで、やっとわかったんです。小さいころからずっと思っていた、「どうして社会は変わらな
 いんだろう」「どうして戦争が終わらないんだろう」という問いは、私自身に向けられた課題で
 あったと。下手くそでも、笑われてもいいから、このボールを、私なりに、自分のやり方で、少し
 ずつ前に進めようと思いました。

  そして、はじめ私がばかにしていた、この街宣や、デモや、市民運動といった地道な活動は、
 少しずつ私を含め多くの人に、自分がこの社会を作っているプレーヤーであることを自覚させ、
 孤独に思考し判断する人間を増やし、それが一つの大きなかたまりとなって、野党が選挙
 協力をするまでの力になり得たのです。だから今日私は、この行動が、私たちの想像を超えて、
 大きな力になりえることを信じてここに立っています。

  自民党が出した憲法改正草案を見れば、まるでお国の役に立てる人間にのみ、人権が与え
 られているかのような思想が根底にあることを感じます。私が今、国のために何ができるかと
 いう問いに答えるとするならば、まるで戦前のような古い価値観に基づいて作られたこの憲法
 改正草案を絶対通させないために今、選挙に行くことを呼びかけます。

  個人を尊重しない政党に、これ以上この国のことを決めてほしくないんです。観客席にいた
 私が、いまこうやってマイクを握っているように、社会は、少しずつ、しかし着実に変わってき
 ています。この地道な努力を続けていきましょう。

  子どもの権利が保障され、また安心して子供を預けることのできる社会のために。 
  武力によらない安全保障のあり方を実現できる社会のために。
  性別や国籍の違いによって、自分らしく生きることを阻まれることのない社会のために。
  異性であれ、同姓であれ、私たちが人間として愛し合うことが認められる社会のために。
  学ぶ意思のある若者が、多額の借金を背負わなくても、自由に学べる社会のために。

  私は、現政権の根本的な在り方に反対し、当たり前の生活を保障する、新しい政治を求めます。 


  「高校生の本音が届く社会に!」   
 
   DAYS JAPAN4月号、「18歳選挙権に向けて T-nsSOWL座談会」より、一部抜粋

  安全保障関連法に反対する高校生グループ「ティーンズソウル」は、昨年の安保法案に
 反対する国会前のデモに参加し、知り合った仲間で、昨年7月に結成された。今年2月21日、
 東京の渋谷など全国10か所で、安保法の廃止と安倍首相退陣を訴える一斉デモを行った。
                                                        

  「大人は、未来の日本のことは自分たちには関係ないと思っているかもしれない。だけど、
 大人はちゃんとした世の中を子どもにバトンタッチする役割があると思うんですよ。
 そのちゃんとした世の中で、子どもたちは大人たちが受け継いでくれた良い政治を見て、
 また良い政治を次の世代につないでいけると思います。(中略)

  私たちがこういう活動をして、『若者がやっているからぼくたちもがんばらなきゃ』では
 遅いと思うので、まずは、大人が子どもを引っ張っていく立ち位置にくるのが本当に良い
 社会なんじゃないかな。」(れいさん/高校2年生/17歳)  

  「間違ったことには間違っていると言い続けなければいけません。なぜなら私たちは
 主権者だからです。(中略)

  前回の選挙で自民党があんなに議席をとらなければ、このようなことにはならなかったし、
 なんだかんだいって、選挙はすごく大切なものなのに、日本は投票率が低い……。
 ということは、政治に関心がないってことになるわけです。今の日本の風潮として、政治の
 ことを考える教育がなかなかないです。(中略)

  無関心だったり、投票に行っても変わらないと言ったりしている大人たちの姿を見て、高校生
 も大学生も声を上げているんだから、大人もって思いました。政治を考えるのに世代は関係な
 いのだから、大人の人たちもちゃんと考えてほしい。考えていかなきゃダメなんじゃないのって。」
 (あいねさん/高校2年生/16歳) 

  「実際政治に関心もてば、めちゃくちゃなことがあると気づくこともある。自分の考えをもって、
 自分の意見を話すことって楽しいので、そういう感覚を、みんな取り戻さなければいけない。」
 (福田龍紀さん/高校3年生/18歳)  
                               ※学年と年齢は、2016年3月19日時点のものです

  おいものせなかだより 3月         2016年3月4日(金) [おいものせなか通信]

  やっと今日、通信今月号ができました。せめて、3月3日には出したかったが、1日遅れて。

  裏面がやっとできて印刷しようとしたら、プリンターが急に調子悪く、さっぱりダメ。どうしよー(涙)
  と焦りまくり、「お願い!」となでたり、声をかけたりして、奇跡的に何とか印刷できて、よかったー。
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  裏面 

    「安保関連法で開かれる戦争への道~戦争法は廃止を!」
  
                                  2016年2月21日 伊藤真氏講演会

   弁護士の伊藤真さんは、真の法律家・公務員の養成に35年。カリスマ講師で有名。
  2014年、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する憲法学者や
  元政府関係者と共に「国民安保法制懇」を、2015年11月、弁護士有志と「安保法制
  違憲訴訟の会」を立ち上げる。

   憲法はなぜ必要か。多数意見が常に正しいわけではない。多数意見にも歯止めが必要。
  多数意見でも奪えない価値があるはず。(平和や少数者の人権)それを守るのが憲法。立
  憲主義とは、権力行使に歯止めをかけるという考え方をいう。(人間が権力を行使する以上、
  間違いもあるから)また、民主主義社会においては、多数派による民意を反映した権力行使
  にも歯止めをかけるという意味を持つ。日本が暴走しないできたのは、戦後60年までは、
  政治家に戦争体験の方がいたから、ブレーキがかかった。今は政治家に戦争体験の方が
  いないから、暴走する危険がある。

   憲法と法律は違う。法律は国家が国民を制限する規範(ルール)。憲法とは、国民が国家
  権力を制限して国民の権利・自由を守る法。あくまでも人権保障が目的だが、さらに戦争放棄
  を目的とした点に、日本の立憲主義の特長がある。憲法99条[憲法尊重擁護の義務]には、
  本来国民には憲法を守る義務はない。政治家などに守らせる責任があるだけ。

  ●日本国憲法の徹底した恒久平和主義(9条)1項
  …「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久に放棄する。」
  2項…「前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交
  戦権は、これを認めない。」

  ●平和的生存権(前文2項)…「われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
  平和のうちに生存する権利を有することを確認する」→飢餓・貧困・疾病・災害・人権侵害、
  差別、経済と教育の格差といった紛争の原因となるような構造的暴力をなくすために、国際
  社会において積極的な役割を果たすことによって自国の安全と平和を達成し、国際貢献を
  する。(日本だけでなく、全世界の国民としているところが素晴らしい)

  →軍事力だけが国際貢献ではない。開発援助・復興支援・災害救助など日本の得意な分野
  があるはず。非核と軍縮の積極的推進も重要。
  
  憲法9条は、自衛戦争を含めたあらゆる戦争の放棄(戦力の不保持、交戦権の否認
  →海外で武力行使はできない)をする平和主義。
  しかし、自衛権はあるので、日本が攻撃されたときに国民を守るための必要最小限の実力
  行使(個別的自衛権)は認められる(政府見解)。

   安保関連法の内容は、集団的自衛権行使を認める(日本が攻撃されていないのに、日本
  からの武力行使を認める)、広報支援における他国軍の武力行使と一体化、他国軍隊の
  武器擁護のための武器使用など、まさに「戦争法」そのもの。国民の名の下に国の命令で
  「人を殺す」国になる。

   生活への影響は…①市民社会がまったく異質のものとなる。日本人がテロの標的、人質
  になる危険が一気に増す。監視社会も進む。②あらゆることが軍事・国防優先となる。その中
  で各種自主規制・ネット炎上を含め、様々な自由が抑圧される。③自衛官志願者が減少、
  弱者が犠牲になる。身体・精神が傷ついた若者を抱える。米国と同じ社会問題となる。
  ④徴兵制が可能となる。⑤軍事費増大をまかなうため(11年連続削減されたが、安倍政権
  で4年連続増額)、増税、社会保障費削減。⑥民間企業・市民が動員される場面が増え、
  医療・土木建築・輸送・技術者など各方面での影響増大。⑦軍需産業との癒着。武器輸出
  解禁による死の商人。⑧「平和国家」(ジャパンブランド)を失い、国柄が変わる。

   戦争法廃止のために重要なことは、想像力(イマジネーション)。権力の危険性への想像力、
  戦争の悲惨さへの想像力、自衛官、他国民1人1人への想像力、自分の生活がどう変わるか
  への想像力、相手の立場に立っての想像力、歴史を学ぶ勇気と誇り。自分の生活に引きよせて、
  具体的に考えること。今、私たちに必要なことは、この国をどんな国にしたいのか、私たち自身が
  覚悟を決めること。憲法を知り、自立した市民として、それぞれが主体的に行動すること。おかしいことには、  おかしいと声をあげること。最後に皆さんへの期待。明日の日本は、

  今日の私たちが創る。今を生きる者としての責任を果たす。Festina Lent(ゆっくりいそげ)―慌てず、焦らず、諦めず、一歩一歩が大切。

    日本国憲法がどれだけ世界にも稀な平和憲法で、安保法案がどれだけ違憲なのかを、
  そしていま、日本は危機的状況にあることを再確認させる講演だった。伊藤さんの講演資料
  のメッセージがまた熱い。

  「…皆さんの人生が世界の人々の幸せづくりに貢献し、そのことに
  よって価値ある生であることが実感できることを願ってやまない。そして、世界の子どもたちの
  笑顔が少しでも増えることを心から祈っている。」

  ちなみに、会場を沸かせたヒトラーの「わが闘争」の一文。
  「大衆の理解力は小さいが、忘却力は大きい。効果的な宣伝は…スローガンのように…
  継続的に行う…。問題に対する主観的一方的態度が重要。大衆は…動揺して疑惑や不安
  に傾きがちな人類の子どもから成り立っている。…民衆の圧倒的多数は冷静な熟慮よりも
  むしろ感情的な感じで考え方や行動を決める。この感情は単純で…何千回も繰り返すこと」
 
   ヒトラーが「緊急事態宣言」を使って独裁国家を創った。2013年7月、「緊急事態条項付
  憲法に改憲したい」という首相に、麻生財務大臣「…ナチス憲法…」、「あの手口を学んだら
  どうかね」の発言。安倍政権の「緊急事態宣言」は憲法9条改正よりも怖い!
  この問題の意見広告の記事あります。


  DAYS JAPAN のススメ         2016年2月4日(木) [おいものせなか通信]

  1月号が遅れたので、2月は休みと言ってたのに、なんと初4頁の出血大サービス(笑)?
  実はその3/4が、政治と選挙のことですが、番外編特別号ということで…(^_^;)。
  今月、来月と、戦争に関するお話会を、柔らかい素敵なゲストで。おいもらしくていいね。

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  おいものせなかだより2頁目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    おばちゃんは、君たちを戦場にやりたくないんだよ  

   先月、お客さまから、「以前、おいも通信でファスト・ファッションのことが書いてあって、
  ちょっと気になっていたのですが」と聞かれて、「『トュルーコスト』という映画のことですね。
  他からも観たいという声があって、いつか上映をしたいな」と答え、ちょうどタイミングよく、
  「DAYS JAPAN」1月号にその記事が載っていることを紹介しました。

   そして、お客さまが、「先日の夜行バスの事故も、今の社会のひずみから起こったようで、
  ひとごとではないような気がして」という話題から、今世の中がちょっとおかしくなっているよねと。
  DAYS2月号の特集にも興味を持って、どちらも読みたいと言ってくれました。感謝。

   昨年秋のおいものせなかだよりには、何度か安保法案に反対する内容を載せました。
  今までになかった、国会前の大規模デモや学者・知識人の反対声明などの国民の声を
  無視して、安倍首相は、昨年9月安保法案を強行採決しました。そして、今年は7月に
  参議院議員選挙があります。この選挙で、安倍首相は憲法9条の改憲を公言しています。
  また今回から18歳で投票できます。急な選挙権年齢引き下げに、不安を感じます。
  18歳からの徴兵につながるのではと。

   今年はじめて防衛費が5兆円を突破するという予算の大幅増額を行いました。米軍基地
  の経費を負担するの「思いやり予算」も増額されたとのこと。なのに、国民の医療・教育・
  福祉などは、予算が削られ、消費税を上げて、国民から税金を吸い上げても、今まで公約
  通り社会保障に使われてきたでしょうか?

   世界で戦争を仕掛ける米国に追従する安倍政権は、日本を戦争ができる国、テロの脅威
  にさらされる国へ着々と向っています。パリのテロ事件の直後に、欧米の有志連合への連
  帯を表明した安倍首相に対し、イスラム国は、「日本の市民全員が、これでテロの標的に
  なった」と、公言しました…。

   そんな政権に不安を持っていても、どうしたらいいんだろうとモヤモヤしていたときに、「DAYS
  JAPAN」2月号が届きました。この雑誌は、フォト・ジャーナリズム月刊誌です。その2月号は、
  平和を願う26人の提言の特集です。その提言に、喝を入れられ、心を動かされました。特に、
  これから未来ある若い世代や、政治家が変わっても何も変わらないと選挙に行かない人たち
  にこそ、読んでほしい内容です。マスコミの情報だけではわかりません。私は、今この国が置
  かれている状況に、あらためてすごい危機感を感じ、選挙で安倍政権にNO!をと、今月の通信、
  政治番外編になりました。

   「DAYS JAPAN」は、世界の紛争やテロ、貧困や差別、原発や沖縄の問題から食品の
  安全性まで、様々な社会問題を鋭い写真と文章で伝えます。世界の写真家たちが、中には
  命がけで撮ったであろう写真の数々は、平和ぼけした私たち日本人には衝撃的。でも、それが
  世界で起きている現実。パリの事件が世界中で騒がれた時に、中東の人が、「このようなテロ
  はこっちでは頻繁に起きている、なぜパリだけ注目されるのか」と訴えたという情報に、ハッと
  しました。やはりいまだに先進国がえらいのか?という格差…。

   「DAYS JAPAN」のすごいところは、真のジャーナリズムで平和な社会の構築を追究する
  姿勢もさることながら、元編集長の広河隆一氏が莫大な資金を駆けずり回って集めて、原発
  事故被災者の福島の子どもたちのための保養地を沖縄につくったという、出版社の枠を超えた
  救済活動を行っています。2月号の編集後記の広河社長による「今年のDAYSの方針!」を
  読んで下さい。簡単なことではありませんが、みんなの意思があれば、実現できます。1年前
  の通信でも書きましたが、まず日常の消費生活から変えていくことが、社会の問題の入口です。

   今年は、フェアトレードの活動を第3世界ショップが日本で最初に始めた1986年から30年
  です。当時のメンバーだった私のフェアトレード歴もなんと30年。世界の貧困を減らす画期的
  な方法としてフェアトレードの活動を始めた時は、これで少しは世の中は良くなっていくだろうと
  思いました。それが、今や逆に戦争やテロが頻発して、難民がどんどん増えて、難民受入れも
  拒否される世界になるなんて、全く予想しませんでした。

   国内に目を向ければ、夜行バスの事故も、高齢者が無理な条件でも働かなければならない
  社会のしくみから起きてしまったこと。豊かさと効率を追究してきた現代で、逆に大事なものを
  失っていないか。情報が溢れる中、受け身的で人まかせでなく、自分で考え、判断する力を
  衰えさせていないか。時々自分自身に問いかけます。

   私は、戦争で無意味に人が殺し殺されるのがイヤだから、世界中の戦争に反対です。
  「消費とは、投票と同じです…」という言葉をよく使うのですが、私たちの意思ひとつで世の中を
  良くも悪くもできるのです。
                                                    新田ぶん

   ※ナチスの時よりも危険といわれる法案「緊急事態条項」については、岩上安身さんの
    「IWJ」ウェブサイトをご覧ください。http://iwj.co.jp/ 情報満載だけど頑張って探してね。


  3頁目・・・・・・・・・DAYS JAPAN2月号より、大田氏の若者への提言を転載
             この提言は素晴らしく、多くの若者に届けたいです!
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  4頁目・・・・・26人の提言の中から、4人の方のメッセージを一部抜粋しています。
          この頁を見たい方は、おいもに来店して通信をもらうか、DAYSを購入するか。

  ◎DAYS JAPANホームページ http://www.daysjapan.net/index.html

  おいものせなかだより 1、2月    2016年1月17日(日) [おいものせなか通信]

  遅くなりましたー(^^ゞ。もう1月半分過ぎたので、2月と一緒にしました(^_^;)。
  とりあえずの2月のイベントを載せました。チラシがあるものは、後日アップします。

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 日曜日はこれまで17時閉店でしたが、30分延ばして、17時半にしました。
 日曜・祝日の営業時間は、10時~17時半です。時間過ぎるときは、どうぞお電話ください。
 平日は、9時半~18時半。火曜日定休日。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 おいものせなかだより「B面」…これ、昔のレコード風にカッコつけてましたが、
 若者は知らない言葉かなと、ふつうに「裏面」にします。飽きたら、変えるかも(^.^)/~~~。

        今年のワタシは運がいい!?      2016年1月16日

  毎年新年に、今年の目標を手帳に書く。そして12月には、「あれもこれもできなかった」と、
 自己嫌悪。毎年そのくりかえし(>_<)。若い頃は、「外国語の習得」に始まり、「外国に暮す」
 とか、「晴耕雨読」とかの夢や目標を描いていたが、いつまでも「絵に描いたモチ」。

  そこで、最近は難易度を下げて、「早寝早起き」「早め行動」「読書や勉強の時間をつくる」と
 いう、すぐにでも実行できそうなことを書いた。しかし、それさえもちゃんとできずに忙しく過ぎた
 この1年。こんな簡単なことが何でできなかったの?そして、その理由を考える。
  いつも余裕がないのは、私だけ家事や仕事の負担が多すぎるからだ!なのに夫や子どもは
 あまり手伝わないと、ブーブー文句を言う。母がストレスをためると、家庭は暗く、私はうつ状態
 から、なかなか抜けられない。そんな私を見て、心配した親友がポツリと言った。

  「誰だかが言った言葉でね、できるか、できないかというよりも、やるかやらないか、だって」
  「うん、それは頭ではわかっている。だけど、やれる状況があるかどうかもだよね」と返す。
  悲しいけど、素直じゃないね。今年はいいかげん、くり返してきたそんな状況を変えたい、
 変わりたいと、まずあることをはじめた。

  
  「この年で、まだ勉強するの?仕事にするつもり?」と言われても、あきらめられないのが英語だ。
 昔は簡単な会話ぐらいできたが、岩手に来て、さっぱり話す機会もなく錆びついた。お金をかけ
 ずにと、NHKラジオや英語本を買って、1人で再勉強したが、続いても1~2ヶ月。家族は、また
 ーとあきれ顔。でも、今年はタイに行く予定があり、またやらねばと思っていた矢先、昨年末市内
 の英会話スクールのフィリップが久々に来店した。十数年前から、たまーにパン用の全粒粉を買
 いに来る。会話は日本語。スクールの様子をそれとなく聞くと、「今なら入会金無料」にそそられ
 たが、私に行く時間がつくれる?

  その1週間後、たまたま来店した、私と同年代のお客さんが、「実はスクールに毎日行ってる、
 すごく楽しい」と言ってびっくり。昼間教師の仕事の後に、夜の勉強が楽しい?今まで、うちはお
 金もない、時間もない、家族もいるから夜は出にくい。自分には英会話スクールなんて贅沢で、
 別世界だった。でも、いつまでも「あーやりたかったけど、やれなかった」で、人生を終わるのか。
 本当にやりたいなら、本気でやるしかない。29年のブランク。独学は意志薄弱でダメだったから、
 見切りをつけて、お金は必要な時に必要なところに落とすべき、と決心して新年からスクールに
 通い始めた。(はじめは夫に黙って、夜な夜なイソイソと出かけるのを懐疑の目で見ていたハズ(バンド)) 

  これまでは、夜も仕事をして疲れていたが、閉店後自分だけ先にご飯をかきこみ、毎晩行って
 きまーす。いい母やーめた。ただ、その分仕事はたまり、時に夜なべも。遅いスタートだったが、
 末っ子が高校を卒業して出たから、できたことかも。

  「あなたの時間や能力を貧しい人々のために、少しでも使ってほしい」これは、フェアトレードの
 生産団体のマネージャーの言葉。私はよく、「もったいない」を使う。私の環境や途上国支援の
 活動の多くを、この店で商品を通して、その意味を伝えることに費やしてきた。それも、せっかく
 かじった英語がもっとできれば、より深く、広く、発展させることができるのでは。私の頭とからだ
 はまだまだ使える!?「もったいない」。

  そのためにも、スクールだけでなく、自分で勉強していた英語本のCDを聞きたい。でも、機械が
 ない。これまで何台も安いのを買っては、数年でCD機能が壊れてしまい、店ではラジオだけかけ
 てる。タイは英語もあまり通じないから、タイ語も少し勉強したい。やっぱりCDプレイヤーが必要だ。
 「よし、明日こそ、お店に行って買おう」と決心して、翌定休日の昼間のクラスの後に買う予定だった。
 
  翌日の昼のクラスは生徒は私含めて2人。そこで初めて会ったTさんは長く常連の生徒さん。
 おいものせなかは、看板の前を通ったことがあるが、一見どこがお店で、どこが入口か分からなか
 ったという。こんな商品を扱っていると話すと、「とても高そう~」と何度も言っていた。クラス終了後、
 私は帰る間際に先生に、「CDプレイヤーを、これから買いに行く」と言ったら、横からTさんが、「MD
 が壊れてるけどCDは使えるのがあって、処分に困ってたから、あげてもいいですよ。2台あったか
 も」と言う。「えー、CDが使えるのなら、使う!」急展開で棚からぼたもちが落ちてきた!?

  早速Tさん、夕方届けてくれた。年式は古いけれど、立派な2台だ。1台はMDもCDも調子悪い
 が、「よかったら置いていってもいい?」と処分したげ。「いいですよ。修理してみます」もう1台は
 問題なくOK。うちは、最後まで使い切ります!お礼にフェアトレードチョコと、蜂蜜をあげたら、い
 らないものを使ってもらうのにと恐縮され、とても喜ばれた。久々に昔のリサイクル業の時の双方
 が喜ぶ感動がよみがえり、「もったいない」で不要品がまた生かされると思うと、うれしい。CDが
 動かない方は、夫が試しに分解していじってみると(機械苦手というが)、ラジオはダメだがCDが
 動くようになった。こっちは自分の作業場で使うよと、喜んでいる。スクールからぼたもち2コ^m^。
 
  本当にウソみたいな、運がいい出来事だった。これから買いに行くという時に、たまたま口にした
 一言で!今までの私だったら、こんなプライベートなことは、あまり言いたくない。ハズカシイ、ずう
 ずうしい、自慢げで。自分は運がいい人と思ったことがない。でも、想いや願いを遠慮せずに表に
 出すことで、叶っていくこともあるのだなと思った。今年のワタシは運がいい?よくわかんないけど
 (笑)、頑張ろう。お客さまにもいい運が行きますように!
   
                                           新田うん(いや)ぶん

     
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  「夢みるバァバ」           2015年12月10日(木) [おいものせなか通信]

  おいものせなかだより12月ができました!またも、お知らせいっぱいで、字だらけです。
  KAORIcandle×風蔵の「2人展」は来週水曜日からです!ワークショップもご予約が確実です。
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  B面「夢みるバァバ」

 三田なおし.jpg


  三田照子さんのご著書「ぐるぐる回し~私の戦後史」は、おいもカフェでも読めます。

            三田.jpg
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