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  おいものせなかだより 9月         2016年9月9日(金) [おいものせなか通信]

  おいものせなかだより9月が、やっとできました!今日から、花巻まつりですヽ(^o^)丿。

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 おいものせなかだより ウラ

             おら、スマホ持ってないから、わかんねー
                           
                                           2016年9月9日

    たまーに電車に乗ると、本を読んでいる乗客を見て、どこかホッとする。
   が、7月に東京に行った時に遭遇したある光景。電車の向かい側に座っている乗客が
   全員スマホをいじっているのだ。大抵1人くらいはやらない人がいるものだが、はじめて
   乗車口の間の座席に10人ほどがそろってスマホに夢中の光景は、CMみたいだった。

    私は携帯電話を持っていない。子どもたちは皆高校から持ち始め、3人スマホになった
   時は、電話代の支払いが家計を圧迫した。今は末っ子だけなので、やっと親も持てるか
   と思いつつ、なかなか踏み切れずにいる。

    その理由は、私はほとんどお店にいるので、固定電話を使う。インターネットはパソコンで
   十分。たまの休みの日に出かけて時間通りに戻らないと、家族は「いいかげん携帯持て」と
   言うが、出先まで追っかけられたくない。特に必要性を感じないものに、月々の携帯代は
   もったいない。

    そして、携帯に電話するのが苦手である。相手が誰かと話し中か運転中か、おかまい
   なしに割り込んでいくようで、緊急以外遠慮していた。が、今は着信というものを知り、
   相手もかけ直してくれて、急ぐ時もすぐつながるのは、やはり便利だ。

    唯一私が必要を感じるときは、年に数回東京に行ったとき。人との連絡に不便で、見か
   ねた息子がPHSをくれた。「俺が基本料金払うから、親2人共有で1台持てば?」
   公衆電話を探すのが大変なので、通話だけでも重宝している。でも、行きたい所や乗り換え
   を調べたい時、スマホがあったらと思う。出発前にしっかり調べていけば済むことなのだが。

    この間は出発前に仕事が終わらず、上京中に商品の発注をコンビニからFAXで送り、
   もうひとつはネット発注なので困っていたら、娘のスマホで簡単にできて、びっくり!
   そうか、スマホはパソコンと同じなんだ。じゃあ、出先で仕事もできる?ブログも更新できる?
   ならば、画面が大きいタブレットの方がいいかな♪と、急に便利さ物欲が出る。
    ねえねえと必要性を話して、息子に相談すれば、「出かけた先まで仕事を持って出るの?
   やめたら?」。「…ハイ」

    今は学校の連絡もメールかライン、旅行などで安いチケットはネット予約のみ。
   「インターネットを使えない少数派には生きにくい世の中だ!」と夫は怒る。
   とても便利なスマホだが、弊害もある。モラルの低下(※)や5感が鈍くなる、自分で
   考えなくなるとは、昔からよく言われている。
    そして、ポケモンGOで犠牲者が出た。ネット上のいじめで自殺に追い込まれる子、
   バッシングで炎上とかも、罪の意識がない弱い者いじめ?が蔓延しているようだ。
    批判も匿名だから、放つ言葉に責任を持たない。面と向かってケンカすればいいのに。
   言っていいこと、悪いことは、相手も自分も傷つきながら、その加減を身につけていき、
   人との関わりの中で成長していくのではないだろうか。

    娘が高校生の時、携帯にハマらないという買う時の約束を破ったので、取り上げたら
   半狂乱になって、「ケータイがないと死ぬ!」と言った。「はー、命よりも大事か!?」
   スマホほど情報がない、ガラケーの頃である。
    今も、相変わらずスマホを手から離さず、器用に目はテレビかスマホか。注意しても、
   ブタの耳に真珠。(あれ?まちがった)馬の耳に念仏!親の顔は見ないし、こっちが
   会話をしたくてもスキを与えない。「違う生き物を家の中に飼っているみたいだな」と夫。

    先日東和町のにっちで、「アイヌの治造展」と「カムイと生きる」映画上映会があり、
   浦川治造(はるぞう)さんに会った。ニコニコと優しい風貌で人を惹きつけるオーラがすごい。
   治造さんは、アイヌ民族の差別と貧困の中、小学校から学校に行かず、働いて大人同様に
   稼いでいた。45歳で病気の奥さんと子どもを養うために、上京して必死に働いた。世界の
   先住民族の人たちが来た時に泊まれる家も自分で建てた。何でも自分でつくる。

    頭で考えて行動するのでなく、心と体が動いてしまう人。第6感(※5感を超えるもので、
   物事の本質を掴む心の働きのこと)が優れている人だと。
    そんな治造さんのもとには、うつの人が多くやってきて、治る人もいるという。
   アイヌの人は、山や川や木の神に畏敬の念を持ち、自然と共生した豊かな暮しをしてきた。

    治造さんに、最近のスマホやネット社会をどう思うかと聞いたら、「おら、スマホ持ってない
   から、わかんねー」。更にしつこく、治造さんにとって、幸せって何ですか?と聞くと、
    「うーん、食べれて、寝るところがあって、心配事がないことかな」。

    電化製品とITの普及で、昔よりもはるかに便利でラクになったはずなのに、現代人はいつも
   忙しくて、心配事が多い。情報に振り回されずに、ゆったり自然な暮しをしたいと願っている
   私も、パソコンをパカパカ開けては、メールや情報をチェックするのがクセになっている。
   やばいやばい。

    さて、たまの外出の時のために、やっとガラケーか格安スマホかな、という気になった。
   スマホなら、子どもたちとラインもできるとか。ここで親子の会話が弾むかもしれない?
    うちも、ひねくれた(笑)ネット社会やなー。

 
   ※「スマホが人間をダメにする」2013年ニューズウイーク日本版コラム


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