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  おいものせなかだより 3月         2016年3月4日(金) [おいものせなか通信]

  やっと今日、通信今月号ができました。せめて、3月3日には出したかったが、1日遅れて。

  裏面がやっとできて印刷しようとしたら、プリンターが急に調子悪く、さっぱりダメ。どうしよー(涙)
  と焦りまくり、「お願い!」となでたり、声をかけたりして、奇跡的に何とか印刷できて、よかったー。
   無題.jpg

  裏面 

    「安保関連法で開かれる戦争への道~戦争法は廃止を!」
  
                                  2016年2月21日 伊藤真氏講演会

   弁護士の伊藤真さんは、真の法律家・公務員の養成に35年。カリスマ講師で有名。
  2014年、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する憲法学者や
  元政府関係者と共に「国民安保法制懇」を、2015年11月、弁護士有志と「安保法制
  違憲訴訟の会」を立ち上げる。

   憲法はなぜ必要か。多数意見が常に正しいわけではない。多数意見にも歯止めが必要。
  多数意見でも奪えない価値があるはず。(平和や少数者の人権)それを守るのが憲法。立
  憲主義とは、権力行使に歯止めをかけるという考え方をいう。(人間が権力を行使する以上、
  間違いもあるから)また、民主主義社会においては、多数派による民意を反映した権力行使
  にも歯止めをかけるという意味を持つ。日本が暴走しないできたのは、戦後60年までは、
  政治家に戦争体験の方がいたから、ブレーキがかかった。今は政治家に戦争体験の方が
  いないから、暴走する危険がある。

   憲法と法律は違う。法律は国家が国民を制限する規範(ルール)。憲法とは、国民が国家
  権力を制限して国民の権利・自由を守る法。あくまでも人権保障が目的だが、さらに戦争放棄
  を目的とした点に、日本の立憲主義の特長がある。憲法99条[憲法尊重擁護の義務]には、
  本来国民には憲法を守る義務はない。政治家などに守らせる責任があるだけ。

  ●日本国憲法の徹底した恒久平和主義(9条)1項
  …「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久に放棄する。」
  2項…「前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交
  戦権は、これを認めない。」

  ●平和的生存権(前文2項)…「われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
  平和のうちに生存する権利を有することを確認する」→飢餓・貧困・疾病・災害・人権侵害、
  差別、経済と教育の格差といった紛争の原因となるような構造的暴力をなくすために、国際
  社会において積極的な役割を果たすことによって自国の安全と平和を達成し、国際貢献を
  する。(日本だけでなく、全世界の国民としているところが素晴らしい)

  →軍事力だけが国際貢献ではない。開発援助・復興支援・災害救助など日本の得意な分野
  があるはず。非核と軍縮の積極的推進も重要。
  
  憲法9条は、自衛戦争を含めたあらゆる戦争の放棄(戦力の不保持、交戦権の否認
  →海外で武力行使はできない)をする平和主義。
  しかし、自衛権はあるので、日本が攻撃されたときに国民を守るための必要最小限の実力
  行使(個別的自衛権)は認められる(政府見解)。

   安保関連法の内容は、集団的自衛権行使を認める(日本が攻撃されていないのに、日本
  からの武力行使を認める)、広報支援における他国軍の武力行使と一体化、他国軍隊の
  武器擁護のための武器使用など、まさに「戦争法」そのもの。国民の名の下に国の命令で
  「人を殺す」国になる。

   生活への影響は…①市民社会がまったく異質のものとなる。日本人がテロの標的、人質
  になる危険が一気に増す。監視社会も進む。②あらゆることが軍事・国防優先となる。その中
  で各種自主規制・ネット炎上を含め、様々な自由が抑圧される。③自衛官志願者が減少、
  弱者が犠牲になる。身体・精神が傷ついた若者を抱える。米国と同じ社会問題となる。
  ④徴兵制が可能となる。⑤軍事費増大をまかなうため(11年連続削減されたが、安倍政権
  で4年連続増額)、増税、社会保障費削減。⑥民間企業・市民が動員される場面が増え、
  医療・土木建築・輸送・技術者など各方面での影響増大。⑦軍需産業との癒着。武器輸出
  解禁による死の商人。⑧「平和国家」(ジャパンブランド)を失い、国柄が変わる。

   戦争法廃止のために重要なことは、想像力(イマジネーション)。権力の危険性への想像力、
  戦争の悲惨さへの想像力、自衛官、他国民1人1人への想像力、自分の生活がどう変わるか
  への想像力、相手の立場に立っての想像力、歴史を学ぶ勇気と誇り。自分の生活に引きよせて、
  具体的に考えること。今、私たちに必要なことは、この国をどんな国にしたいのか、私たち自身が
  覚悟を決めること。憲法を知り、自立した市民として、それぞれが主体的に行動すること。おかしいことには、  おかしいと声をあげること。最後に皆さんへの期待。明日の日本は、

  今日の私たちが創る。今を生きる者としての責任を果たす。Festina Lent(ゆっくりいそげ)―慌てず、焦らず、諦めず、一歩一歩が大切。

    日本国憲法がどれだけ世界にも稀な平和憲法で、安保法案がどれだけ違憲なのかを、
  そしていま、日本は危機的状況にあることを再確認させる講演だった。伊藤さんの講演資料
  のメッセージがまた熱い。

  「…皆さんの人生が世界の人々の幸せづくりに貢献し、そのことに
  よって価値ある生であることが実感できることを願ってやまない。そして、世界の子どもたちの
  笑顔が少しでも増えることを心から祈っている。」

  ちなみに、会場を沸かせたヒトラーの「わが闘争」の一文。
  「大衆の理解力は小さいが、忘却力は大きい。効果的な宣伝は…スローガンのように…
  継続的に行う…。問題に対する主観的一方的態度が重要。大衆は…動揺して疑惑や不安
  に傾きがちな人類の子どもから成り立っている。…民衆の圧倒的多数は冷静な熟慮よりも
  むしろ感情的な感じで考え方や行動を決める。この感情は単純で…何千回も繰り返すこと」
 
   ヒトラーが「緊急事態宣言」を使って独裁国家を創った。2013年7月、「緊急事態条項付
  憲法に改憲したい」という首相に、麻生財務大臣「…ナチス憲法…」、「あの手口を学んだら
  どうかね」の発言。安倍政権の「緊急事態宣言」は憲法9条改正よりも怖い!
  この問題の意見広告の記事あります。


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