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  やっぱり、すてきなバァバ !       2016年2月7日(日) [おいものエコ・ブランチ]

  今日はついに、「夢みるバァバ」の三田照子さんのお話会でした。
  私にとっては、15年前に新聞で読者投稿エッセイを見かけて以来の念願の方でした。
   (昨年のおいものせなかだより12月号にいきさつ掲載)

  今年で99歳で、数え100歳の照子さんは、とてもその年に見えないくらい、肌は白くきれいで
  目も耳も悪くなく、いまも毎日の80%は、書いたり読んだりの活字の生活だそうです。
  
  つきそいのご長男の三田望さんいわく、人前でお話されるのは、90歳頃までで、実に8年ぶり
  に引き受けられたとのこと。原稿もしっかり準備されてきました。が、「なのに、メガネを忘れて
  きちゃったのよねー」と、最後まで何度も言われて、会場のあたたかな笑いを誘っていました。

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  ゆっくりと、ていねいな話し方に、一言も聞き逃すまいと、会場はシーンと静謐な空気に。

  まず、小学校4年生の時のクリスマスに、クラスの皆が、「照子のお母さんしか、サンタさんの
  住所を知らないから、手紙を渡して」と、35人の手紙を預かって帰宅して、お母さんを困惑
  させた、とてもすてきなお話から始まり、宮城学院時代に、米国女性のお二人の先生に、
  世界はひとつ、人間は皆平等、国を超えて平和に向かっていこうと教わったことが、ご自身
  にとって、とても大きかったこと。そして、満州での戦争経験談などを話されました。

  あまりにもたくさんの経験のある方なので、照子さんもどこから話していいかというときに、
  三田望さんが当時の状況をわかりやすく補足説明をしてくださったのも、とてもよかったです。

  戦争は兵隊だけが殺し殺されるのではなく、国民の生活も人生も皆犠牲になるのだから、
  戦争は反対。絶対に阻止しなくてはならないと強く言われました。9条の会の世話人です。

  最後に、「悲惨な戦争やご主人の急逝などの困難があっても、ご著書には悲愴感がなく、
  淡々と前向きに生きてこられた印象があります。どうして、どのような想いで」と、私が質問。

  照子さんは、「私の行く道に困難があっても、また別の道がある、神様が用意されていると
  思うと何も心配はない」「人生で苦しいと思ったことはない」たとえば、夜中の3時半まで
  (ガソリンスタンドの)仕事をすることがあっても。
  「困難があっても、今日のことは今日で終わり。明日はまた新しい日が来る。クヨクヨしない」

  照子さんをこのように育てられたお母さんとお祖母さんが、素晴らしかったようです。大正~昭和
  の戦前の貧しい時代に、女子も教育が大事との進歩的な考えと人に与えることを教えられて。

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       「光陰赤土に流れて 三田善右ヱ門」 1000円 「再見 三田照子」
  
  これは、「満州での戦争経験を、忘れないうちに記録しておこう」と、夫の善右ヱ門さんと共に
  それぞれ書かれた本を、望さんが持参され、特に若い方に読んでほしいと、とても良心的な
  価格で販売されました。お二人の記憶力と文章の上手さに、まるで小説のような、貴重な本
  です。本の売り上げは、望さんが会長をされてる「花巻ユネスコ協会」に寄付されます。
   

  とにかく時間が足りなかった。何と予定より50分もオーバーして終了しましたが、それでもまだ
  まだ聞きたいという想いがつのる、照子さんのお話会でした。やはり、ただの100歳じゃない!
  とてもいいパワーをいただいて、皆さん「よかったー!」「素晴らしかった」という感想でした。
  
  照子さん、また次回もこの続きを聞きたいです。ぜひ、お元気でいてくださいね! 
  照子さん、望さん、ご参加下さった皆さまと、いい時間をもてて、感謝の一日でした。

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