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  おいものせなかだより 9月        2015年9月7日(月) [おいものせなか通信]

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 おいものせなかだより B面  
  
                  まず、総理から前線へ。 
 
  8月末、「戦後70年 昭和をふりかえる」企画展に、新しい一関図書館まで行ってきました。
 貴重な展示資料を短時間で見るだけでも、あらためて戦争の悲惨さを感じ、過去に目をつぶ
 ってはいけないと痛感しました。日本兵は戦地でろくに食べられず前線へ、半分以上は飢え
 死にする一方、アメリカは戦地で米兵のためにパンやアイスクリーム工場まで作ったとか。
 戦争は、後で悔やんでも遅いのです。

  先日、平泉在住の素敵な女性、遠藤セツ子さんの個人通信「えんどう豆」が届き、柔らかい
 紙面で安保法案などの情報が満載です。なかでも今年80歳で長崎で原爆にも被曝した戦争
 体験者の美輪明宏氏のインタビューが読みごたえあり、一部転載させて頂きます。

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   7月13日、スタジオジブリの宮崎駿監督が、外国特派員協会主催の記者会見で、安倍政権
 を痛烈に批判した。また、高畑勲監督も安保法制と改憲の動きに懸念を表明している。ジブリが
 無料で配布している小冊子「熱風」8月号から一部を抜粋して転載します。

  ・安倍首相らへの提言
 
  「(人間は)失敗を繰り返してばかりいる。安倍さんや、石破(茂)さんや、麻生(太郎)さんにし
 ても、みなさん、言い出しっぺの責任を取っていただいて、徴兵制になるならば、まずご自分が、
 年齢に関係なく、鉄砲を担いで、鉄兜をかぶって、まず第一線に出ていただく。それから、お子
 さんも、孫も、きょうだいも、それから娘さんのボーイフレンドも、全部一緒に連れ立って第一線に、
 まず最初に出ていただく。もちろん一兵卒でね」 

  ・安保法制について

  「私は笑ってますね。学習能力がないということでしょう。第二次大戦と同じ。歴史に学んでい
 ないんです。日本は、実は戦争ができない国、不可能な国です。大正10(1921)年に暗殺された
 原敬が言っていたように、日本には何の資源もない。石油も鉄もニッケルも、何も採れない。食料
 自給率もいまや40%を切って、ほとんど輸入に頼っている」

  「とにかく知力が足りないんです。あるのはやまいだれの『痴力』と情念だけ」

  ―美輪は、太平洋戦争は“横綱に赤ん坊が戦いを挑んだようなもの”として、日本が「知力が
 足りない」為政者によって、いかに無謀な戦争へと突き進んでいったか強調した上で、安倍首相
 が「またそれと同じようなことをやろうとしている」と言うのだ。

  「もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を自分たちで作っちゃったんです。原発です。
 日本の沿岸をなぞるように50数カ所も原発を作っちゃった。今は特攻隊の時代じゃない。ミサイル
 や無人爆撃機の時代です。原発を狙われたら一巻の終わり」

  ―安倍首相が防衛力増強の重要性を語りながら、その一方で国防上の弱点である原発という
  “爆弾”を維持し続けている矛盾を鋭く指摘する。

  ・政権に賛成している選挙民に伝えたいことは?

  「別にないですね。そのときにならなければ、人間というのはわからないんです」

  美輪がここまで国民の責を問うのにはわけがある。たしかに安倍自民党は、先の衆院選(12/14)
 でアベノミクスによる経済成長を掲げて議席を守った。しかし美輪は、安倍政権の真の狙いが安保
 法制であることを早くから見抜き、メディアを使って発信してきた。
  たとえば、衆院選の直前、スポーツニッポンのインタビューではこう語っている。

  「国民は経済問題ばかりに目を奪われてはいけません。実はその裏に日本の将来を揺るがしか
 ねない重要な争点が隠されているのです。それは、『集団的自衛権』行使の問題です。(略)
  きっと首相は、国会で自分の都合よく安保関連法案を通すためには、この時期に選挙をしておく
 のが最も良いタイミングと判断したのでしょう。(略)ここで再び衆議院で安定多数の議席を確保して
 おけば、「国民からの信任を得た」と、任期の向こう4年間、首相はやりたい放題好き勝手に、きな
 臭い「積極的平和主義」とやらを進められると踏んだに違いありません。(略)

  いつの時代も犠牲を強いられるのは、弱い立場の人間なのです。こういう世の中で果たしていい
 のでしょうか。そういう流れを止めるのも、有権者みなさんの大切な1票に他なりません。よくお考え
 になり、投票所に足をお運び下さい。日本の未来を良くするも悪くするもあなたの責任なのですから」
  (「スポニチアネックス」14年12月12日)

  少なくともあのとき、国民は安倍政権の本質を見抜いていなければならなかったのだ。いち早く
 安倍政権が目指す「戦争のできる国」に抗ってきた美輪明宏だからこそ、忸怩(じくじ)たる思いで
 「殺し、殺されに行け」と強い言葉を投げかけるのだろう。美輪が言うように、「そのとき」になるまで、
 われわれは過ちに気がつけないのか。現在の安倍政権は、誰がどう見ても、完全に暴走状態に
 突入している。そんななか、われわれにできることはなにか。ひとつは、国民の声で安倍政権の支持
 率をさらに下げ、解散に追い込み、次なる選挙で自民党にだけは投票しないようにすることだがー。 
 (転載ここまで) 
  ※美輪・ジブリ、また、瀬戸内寂聴との対談もネットで見れます。

  タイトルは、1982年広告批評の反戦特集に掲載のコピーライター糸井重里のコピー。
  ポスターデザインは、浅葉克己。

  熱風から http://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/65723205.html
美輪×寂聴 http://www.myvi.ru/watch/05233027091_bLdQANsz5EG8q3OFKtiqiA2

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