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  おいもだよりB面 ~ ラオス報告    2014年5月8日(日) [おいものせなか通信]

  おいもだよりB面(ウラ)が先にできたので、ひと足先にUPします。

     Fair Trade = Happiness (フェアトレード イコール 幸せ)

  5月4日のおいものエコ・ブランチ!「ラオスは幸せな国!?」は、ラオスのフェアトレード団体
 Saoban(サオバン)のマネージャー、バンディットさんを招いてのお話とラオス料理、そして、
 ラオスで2012年に製作された短編映画「ハッピー・ラオス」を観て、幸せを話し合うという、
 盛り沢山の内容でした。     

  ラオスは人口約651万人、タイやベトナムに隣接する内陸国です。国民の約67%が地方部
 に暮らし、その多くが貧困で苦しんでいるといわれています。Saobanはラオスの貧困削減を
 目指すNPO「PADETC(パデック)」を活動の母体としています。特にSaobanでは村に暮らす
 女性の自立と収入向上をフェアトレードを通して行っています。

  バンディットさんは、恥ずかしがり屋の自分を変えたいと思い、16歳のときからボランティア活動
 をはじめ、2005年にPADETCの職員となり、Saobanの立ち上げから関わり、現在8県17ヵ村、
 合計400人以上の女性へ生産や品質向上に関わる技術指導と買い付けを担当しています。

               バンディット.jpg
 
  私がSaobanに出会ったのが、昨年11月の東京のとあるフェアトレード展示会。美しいシルクの
 ストールに目がとまり、品質もデザインも素晴しく、おいもで紹介したいというのがきっかけです。
  それからわずか半年後に、生産者に来てもらえるとは、夢のような話でした。今回コーディネート
 されたのが齋藤美貴さんで、Saoban日本支部を昨年6月に立ち会げたばかりで、商品の販路に
 試行錯誤しながら、ぜひ地方で、おいものせなかでワークショップをやりたいという、お声かけで
 実現しました。

  4月中旬のおいものフェアトレードの展示会からサオバンの商品を展示販売して、いよいよ5月4日。
 快晴。バンディットさんは、日本語のあいさつと軽快な歌ルラレル♪で参加者を和ませ、スライドを
 まじえてラオスの村の状況や生産者の様子を熱く語りました。
 
  村々に母親から娘へと伝統的に伝わる手織りや染めの技術は素晴しく、女性たちは自由にものが
 言えない想いを織り込むそうです。内戦の頃は、鳥の絵が多く(自由に羽ばたきたい)、内戦が落ち
 着くと農業の様子。花が好きだけどできない女性は花の絵。

  バンディットさんが訪ねたあるとても貧しい村で、夕食に何を食べるのかなと見ていたら、何も
 食べない。食べるものがないと…。また、服も1枚しかないので、臭くなる。たまに、川で体を洗って、
 服も洗って、着替えがないから、絞って濡れたままの服を着るというのです。

  バンディットさんはあまりの貧しさに、泣いてしまいました。Saobanで働く妹さんもまた、その村に
 行って、泣いたと、語りました。

  村には現金収入になる仕事は多くなく、子どもたちは学校に行かれず、男性は農作業、女性は
 家事、育児、手織りの製品を作っていますが売り先はなく、ほぼ自家消費に。女性達は貧困で
 その日を暮らしていくことで精一杯だったのです。

  「でもいま、Saobanと一緒に働くことで現金収入がうまれ、子ども達を学校に通わせ、お家で
 お仕事もできます。工場や都会に出稼ぎに出る必要はありません。しかもいつのまにか妻に
 収入があることで、夫も家事や織りを手伝うようになったり、その日暮らしをしていた女性が夢を
 持ち、語るようになったのです。手仕事を通して彼女達はとても幸せになったのです。生産者の
 幸せがたくさんつまった製品をつかう人も、もちろん幸せになれます。フェアトレードはみんなを
 ハッピーにすると思います。だから、フェアトレードはハッピーとイコールなのです!」と、熱く語る
 バンディットさん。そして、齋藤さんもまた、Saoban は「売るブランド」ではなく「語るブランド」に
 なりたいと。
 
                   無題4.jpg

  お楽しみのラオス料理は4品を準備し、きゅうりのラオス風サラダは、青パパイヤのサラダのきゅ
 うり版で、バンディットさんがすり鉢で次々と材料をつぶし、きゅうりを手の上でサクサクと千切りに
 切ったのに感嘆の声が上がり、ラ―プ(ひき肉とハーブのサラダ)とゲーンペット(ラオス風ココナッツ
 ミルクのカレーとそうめん)、さつま芋ともち米のデザートも、どれもおいしくて大好評でした。


  「これは藍、このオレンジは玉ねぎで染めて、このストールは僕がデザインした世界に1枚しか
 ないものだよ」と説明されて、手間ひまかけて作られ、そして女性たちの自立と貧困改善に貢献
 している商品だということがわかると、「聞くと違いますね。ほしくなりました」と、参加者の方たち
 がストールをうれしそうに購入されました。

  予定より1時間もオーバー(3時間半!)したにもかかわらず、皆さんニコニコと、「面白かったわ。
 バンディットさん、お話はうまいし、あのキャラクターが素敵ですね。楽しかった」。本当に、心が
 伝わる、いいイベントでした。そう、「おいものエコ・ブランチ!」は、「おいしく、学んで、出会って」
 の内容と満足感が高い素敵な集まりなんです!

  あ、バンディットさん持参のスーツケース3個はほぼ商品だったとか!
 400人の女性たちの夢を背負って来日。皆さん、ぜひSaobanのお買物を(*^_^*)!

  Saobanのホームページに活動や生産者の様子が詳しく、充実HPです。
  ブログも定期的に更新されています。http://www.saobancrafts.com/jp/
 Saobanの日本支部の公式Facebookは「Saoban Japan」で検索できます。ぜひ、ご覧ください。

                ストール.jpg
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